2012-05-31

5月最終日

さて、五月も今日で終わり、明日から六月。恒例の通り、今日は何の日かな~、
と調べてみると。

ななな なんと 世界保健機関WHOが1989年に制定した「世界禁煙デー」
ではないですか。

本校講師の7名中喫煙者は2名。圧倒的劣勢に立たされつつも、絶滅危惧種
は保護しなければとかなんとかいいわけしつつ喫煙を続けてきたわけですが。
今日が禁煙デーであることを知り講師二人は神妙な面持ちで、禁煙を真剣に
考えています。

というわけで、この火水、その名の通り火に水をぶっかけるがごとく禁煙
に挑戦 し  ま      す。

2012-05-30

毎木調査

昨日はすごい雷でしたね。幸い1年生の調査をしている時だけきれいにやんでくれました。

この写真は昨日の1年生の野外調査の様子です。
とても緑の美しい場所ですが、実は環境学園専門学校から徒歩10分の場所にある尼崎市立成徳小学校の森です。

この森は、尼崎市内でも数少ない貴重な自然が残された場所です。様々な種類の樹木が立派に生育しています。

こういった都市の中の緑地がどのような状態で維持されているのか、そして今後どのように変化していくのか、といったことを実態調査から明らかにしていきます。こういった森林の調査に興味のある人は森林緑化水域コースで勉強してみませんか?

2012-05-29

全国環境自治体駅伝 第29走者のお知らせ


 全国環境自治体駅伝の第29走者の講演を以下のように開催いたします。
 学外の方の参加も自由ですので、ぜひ、ご参加ください。

※ 日 時:6月6日(水)13:20~15:00
※ 場 所:環境学園専門学校 202教室
        兵庫県尼崎市道意町7-1-12
※ 講演者:徳島県県民環境部環境総局環境首都課
        係長 正本 英紀 様
※ テーマ:地域グリーンニューディールの推進に向けて
※ 参加費:無料
※ お申込:下記まで、お名前、所属、連絡先も含めて、ご連絡ください。
        TEL. 06-6412-8461  あるいは
        E-mail info@kankyo.ac.jp

2012-05-28

食品学



今日は、2年生のバイオロジーコースの学生は1日中実験の日でした。
学んでいる内容は、環境中の微生物のこと、水の分析のこと、リサイクルのことなどなど。

今回の実験内容は、デンプンの酵素分解についてでした。


生のサツマイモと焼き芋。ほかにも蒸したサツマイモ、ゆでたサツマイモを材料に使っています。


抽出したデンプンが上の写真。
このデンプンを、唾液にも含まれるアミラーゼという酵素で分解しました。


分解した後は、TLC(薄層クロマトグラフィー)と呼ばれる分析方法で分解されたデンプンの分析です。
1年生のときにこの分析方法は習っていたので、スムーズに実験は進みました。


さて、この結果から何が分かるのか。
「焼き芋はなぜ甘くなるのか」
このことを学生は理解できたみたいでした。

身近な食品に酵素はたくさん使われているんです。
毎日の食事の中でちょっと意識して考えてみてはどうでしょうか?

2012-05-25

資格の勉強中



2年生のH君(写真中央)に、どんな資格を目指しているのかインタビューしてみました。

勉強中の資格は?
毒物劇物取扱責任者です。1年生のときから資格対策講座ではこ資格を選択しています。 大好きな化学に関する資格を取りたい、というのが選んだ理由です。

勉強方法は?
授業の空き時間や就寝前の時間を使って勉強しています。

どんな企業に就職したいですか?
実験動物の飼育・管理に携わる仕事に就きたいです。就活も資格の勉強もしなくてはならないのでメッチャ忙しいですが、毎日充実していますよ。

とのことです。
さぁ、夢を実現できるよう精一杯がんばるのだ!

2012-05-24

第1回 企業見学会その2

昨日の企業見学会、私は2年生の環境技術保全学科のみんなと尼崎市立環境衛生研究所に行ってきました。微生物検査や化学分析について、研究所をくまなく見せていただき大感激です。滅菌や培養操作はバイオロジーコースの学生は学校の実験で経験していることなので、実際の職場で見られたのは良かったですね。テクノロジーコースの学生もちょうど原子吸光やクロマトグラフィーを学校でやっているので、理解しやすかったのではないでしょうか。ラッキーだったのは、ちょうどアスベストの一般環境調査をやっていたこと。屋上で大気中の浮遊物質を捕集している真っ最中を見せていただけました。それぞれの分野の担当の方が分析法について詳しく解説してくださり、とても勉強になりました。尼崎市立環境衛生研究所の皆様、本当にどうおありがとうございました。

2012-05-23

第1回企業見学会

今日は学校を飛び出し、企業見学会がありました。
1年生は武庫川下流浄化センター、2年生は学科ごとに分かれて、環境技術保全学科は尼崎市立衛生研究所、自然環境保全学科は尼崎緑化公園協会を訪問させていただきました。

私黒尊は、風切先生と2年生の自然環境保全学科を引率して、尼崎緑化公園協会を訪問しました。

2人とも動物の専門家ですが、大変興味深いお話を伺うことができ、興味津々でした。途中からは学生と一緒に解説聞き入ってしまいました。


3月に卒業した16期生が就職した六甲高山植物園の吊り広告を行きの電車で見つけました。こういう仕事に就きたがっている学生は、今日の企業見学会はとても勉強になったと思います。就職活動にぜひ活かしましょう。

2012-05-21

金環日食 見れました!


話題の金環日食ですが、環境学園専門学校でもしっかりと観察することができましたよ☆

環境学園で撮影した日食の写真をご覧ください。どこに写っているでしょう?探してみましょう!

朝から太陽のまばゆい光を見続けてだいぶ目が疲れました。皆さんは大丈夫でしたでしょうか。またどんなことを感じたでしょうか?

私は、「太陽ってすごい」、「光エネルギーを利用できる植物ってすごい」、そして「私たちの住んでいる環境の基礎の基礎が太陽エネルギーなんだなぁ~」、と実感することができました。



2012-05-19

卒業生、大集合


 本日、分友会が開催されました。分友会というのは卒業生の集まりですが、今年から、姉妹校の日本分析化学専門学校と合同ではなく、両校それぞれ単独で開催することとなりましたが、貴重な休日にもかかわらず、大勢の卒業生が参加してくれました。
 まず、総会が行なわれ、本校卒業生の会としての新名称を検討することなどが話し合われました。
 総会の後、在校生との交流会が行なわれ、就職活動真っ最中の2年生に対し、先輩から貴重なアドバイスがなされました。2年生にとっては初めて会う先輩が殆どでしたが、環境という志しを持ち、同じ教室で同じ授業を受け、同じ実験室で同じ実験をした先輩ということで、共通の話題も多く、様々な話を聞くことができたようです。今後も先輩と連絡を取り、就職活動の助言を受けたいという2年生もたくさんいました。



 交流会の後は、校舎の見学。実験室、教室、図書室…、皆、時間を忘れて、母校を懐かしんでいました。
 最後は懇親会が行なわれ、昼食を取りながら、昔話に花が咲きました。


 忙しい中、集まってくれた卒業生の皆さん、ありがとうございました。

2012-05-18

環境生化学実験

ぽかぽか陽気で毎日過ごしやすいですね。
教職員も学生も元気にやっています。

さてさて、環境生化学実験。
2年生のバイオロジーコースを対象に、月曜日と金曜日の1日中、実験室で実験をしています。
学ぶ内容は環境に関連した生化学の実験です。

内容はというと、遺伝子工学の実験。
本日はPCR法を行いました。
汚れた川の水にいる微生物の判別や、食品の産地判別に使われる方法です。



聞きなれない言葉がたくさんでてきましたが、みんな楽しみながら学ぶことができたようです。
上の写真はPCR法で増幅した遺伝子を電気泳動で解析しているところです。
危険な薬品のことも学びながらひとつずつ覚えていっています。


こんなカラフルな結果から、いろんなことが分かるんです。
これからもがんばっていきましょう!

2012-05-17

資格の勉強、がんばってます!


本校の2年生は大忙し。
就職活動、資格の勉強、実験レポートの作成と毎日が戦場のようです。笑
その分、充実した学生生活を送れているのでしょうね。
さて、そんな中、資格取得に燃えている2年生のM君に突撃インタビュー。(写真右)
目指している資格や勉強方法を教えてくれましたよ。

勉強中の資格は?
品質管理検定3級の取得を目指しています。
この資格をマスターすれば品質管理の基本的と働く社会での常識も身につくので、就職に有利だと思っています。

勉強方法は?
過去問、予想問題を解き、解説をしっかりと読み込みます。
また重要ポイントをノートにまとめ、頭にたたきこんでいます。
放課後や授業の空き時間を使って勉強しています。

どんな企業に就職したいですか?
現在はプラスチック製品の製造・研究に携わる仕事に就きたいです!

2012-05-16

消防訓練

今日は、消防訓練がありました。午前11:40に4階実験室より出火(と想定)。全学生・教職員で避難。昨年より避難時間は短縮できたものの、もっと改善の余地あり、と防災担当のアップル先生から講評がありました。グランドに集合後、出火時の対応について、火水先生から詳しい説明を行けたあと、実際の消火器を使った訓練をしました。たかが訓練、と軽く思わずに、いつ起きても不思議ではない災害を最小限に防ぐため、日ごろから防災意識を持ちましょう。

2012-05-15

環境学園周辺の自然

すっかり暖かくなり、都会にある環境学園の周辺でも結構たくさんの生物を見ることができるようになりました。

今日はあいにくの雨ですが、数日前に学校周辺の生き物を探してみました。写真に写っている昆虫や植物の名前がわかるでしょうか?


身近な生き物ですので、実際に探して名前を調べみましょう。また、どういうところにいるかにも着目してみてください。

2012-05-14

愛鳥週間

5月10日~5月16日は愛鳥週間。単に鳥だけでなく、鳥にとって棲みよい環境、つまり、
鳥をとりまく生態系をふくめて守っていこうという愛鳥思想を普及するため、象徴として
定められた一週間です。

繁殖期に入った野鳥に対して障害とならないよう配慮し、併せて野鳥とそれを取り巻く
環境について再確認することが目的です。

環境学園の愛鳥家、風切先生(元日本野鳥の会職員)は、鳥の生態にまつわる話を
よくしてくれるのですが、新たな発見があり感心することしきりです。

みなさんもたまには鳥の気持ちになって世の中をながめてみませんか?


2012-05-10

分友会!

すごしやすい季節になってきました。
気温の差も激しく、体調管理には気を付けていますか?

さて、5月19日(土) 10:00 - 14:00 に環境校分友会が開催されます。



「環境校卒業生の集まり」のお知らせ
春本番の陽気になりましたが、元気にしておられますか。
さて、卒業生の集まり(分友会)を以下のように実施することとなりました。今回から環境校独自で実施しますので、卒業生も在校生も環境のみの集まりとなり、より環境校らしい催しになると思います。ぜひ、ご参加ください。
また、連絡先をご存知の同級生などにも伝えていただければ幸いです。宜しくお願い申し上げます。 
5月19日(土)10時から、環境校にて「総会」「在校生との交流会」12時30分から、エーリック食堂にて「懇親会」。
参加無料(ただし、懇親会のみの参加は4500円)。

質問等ございましたら環境学園専門学校までお電話ください。
Tel : 06-6412-8461


2012-05-09

干潟で動物調査


動物生態調査コース(2年)では、干潟で動物調査を行います。 今とりくんでいるのは、干潟に生息する小動物の量を簡単に調べる方法を考案すること。 干潟に空いている穴の数をカウントするだけで、そこにいるカニとゴカイの量を推定できないか、そんなことを考えています。 穴の数を数え、泥を掘ってカニとゴカイを捕まえ、実験室に持って帰って捕獲した動物の重さを計測して、データを整理して・・・。 動物の調査って、けっこう地味なんです。 でもこうした地味な調査を続け、論文や報告書を公表することで、野生動物の保全に役立つのです。 さぁ、動物生態調査コースのみんな、 人と動物の共存できる社会をつくるためにガンバレよ!

2012-05-08

白衣もりりしく

連休が終わり、今日は1年生の実験です。先日、一泊オリエンテーションがあったためか、前よりもうちとけた雰囲気に見えました。2年生と比べてなんといっても違うのは、白衣の白さ。そのせいかぱきっとりりしく見えます。見かけだけじゃなく、実験の腕前も日を追うごとに上がっています。ちがうの!実験の腕前を言ってるの。ビュレットでジャグリングのまねなんかしないでください!

2012-05-07

GWが開け、本格的に授業が始まりました

5月の連休はみなさまどのようにお過ごしでしたでしょうか?
学生にとっても卒業生にとっても、初めての長期休みで実家に帰ったり、友達と遊びに行ったりした人も多かったのではないでしょうか。

5月1,2日は2年生は授業がありましたが、1年生は1泊オリエンテーションでしたので、久しぶりの授業が始まりました。

今日、私は1年生の授業がありましたが、1年生は連休前より仲良くなったようで、休み時間は今までより賑やかでした。でも授業が始まると静かになって、集中して聞いていたようです。

 2年生は実験に取り組んでいましたので、実験の風景を紹介します。

分析機器を使っての実習です。

微生物の単離や培養の実験です。

2年生は就職活動やレポートなど授業以外でも大変になってきますが乗り切って、夏までに全員内定だー!

2012-05-02

人材育成事業

環境学園専門学校の教育は環境省の人材育成・人材認定等事業に認定されています。
http://www.env.go.jp/policy/edu/reg/detail/de_15.html

この事業は「環境教育等による環境保全の取組の促進に関する法律」に基づいて環境
大臣経済産業大臣、文部科学大臣、国土交通大臣の4大臣認定のもとに登録されてい
ます。

この法律の目的は
「健全で恵み豊かな環境を維持しつつ、環境への負荷の少ない健全な経済の発展を図りながら持続的に発展することができる社会を構築する上で事業者、国民及びこれらの者の組織する民間の団体が行う環境保全活動並びにその促進のための環境保全の意欲の増進及び環境教育が重要であることに加え、これらの取組を効果的に進める上で協働取組が重要であることに鑑み、環境保全活動、環境保全の意欲の増進及び環境教育並びに協働取組について、基本理念を定め、並びに国民、民間団体等、国及び地方公共団体の責務を明らかにするとともに、基本方針の策定その他の環境保全活動、環境保全の意欲の増進及び環境教育並びに協働取組の推進に必要な事項を定め、もって現在及び将来の国民の健康で文化的な生活の確保に寄与すること」

とされており、これに則り、教職員一同教育に励んでおります。