2009-11-19

天然物のチカラ (1年生の実験紹介!)

こんにちは。良い水です。
   
今日は、午後から担当の授業がなかったので、ぶらっと
1年生の実験の様子を見に行ってきました。その1コマを紹介します。
   
  
  実験の1つは、兵庫県の県木でもあり、 
  神社などには必ずあるクスノキの葉から
  天然由来の有効成分を取り出す実験です。
  その成分は樟脳(しょうのう)といって、
  防虫剤等に使用されるもので、クスリノキ
  (薬の樹)がクスノキの語源とも言われます。
     
午前中に蒸留して取り出した成分が、その樟脳なのかどうかを
HPLCという分析機器を使用して確認していきます。
右下のようなチャートを、標準品のチャートと比較します。
   
   
 
 
 


 
 
   
このように、天然物には有効な成分が多くあります。
ただし、天然資源には限りがありますので、枯渇しないように
物質の形が分かれば、その後はモノづくり(合成)をしていきます。
このモノづくりも、環境に負荷をかけない省エネ・省資源の方法で
実施して行きます。
     
  
  こちらは土壌中から水を汚濁する
  物質でもある、油を分解する菌を
  見つけ、その菌が水質浄化等に
  使えるように、培養する実験です。
  
  写真撮影に協力してくれた、N君、
  どうもありがとう。
  
   
環境学園では、1つの実験から多くのことが学べる特徴があります。
「自然」と「化学やバイオ」は、一見 離れている分野に見えますが、
環境という分野がしっかりと結びつけています。
    
               ★ 番外編 ★
   
  
  今日は、トライやる4日目!
  昨日に引き続き、環境新聞を
  作成中です。

  エコカーに関する話題が
  いっぱいになりました。
  
  
      
      
  こちらは、放課後です。 
  野球部の2年生が練習 
  しています。
  
  実は、野球部の監督は
  私、良い水なのです。