今年は、洞爺湖サミットがあり、環境問題、特に地球温暖化(気候変動)に注目が集まりました。そのサミットでは、地球温暖化を抑制するために、温室効果ガスの排出量を2050年までに50%削減することを目標にすることが決まりました。
また、京都議定書での取り決めを守るために、日本では温室効果ガスの排出量を1990年よりも6%削減しなければなりません。排出量取引の是非も議論されていますが、京都議定書が発効された以上、削減目標を達成できなければ、排出量取引によって莫大な金額を支払う必要があります。
では、日本の達成状況はどうなっているのでしょう?実は、削減するどころか1990年比で7.8%も増加しているのです(2005年度)。増加の原因は我々国民の生活からでるCO2が原因だと言われています。そのため、京都議定書の目標達成のためには国民の意識改革が必須です。
そこで先ずは、各自がどれくらいのCO2を出していて、どうすればどのくらい排出量を削減できるのかを把握しなければなりません。右にある各項目に使用量(時間や距離、個数)を入力してください。そうすると、大まかなCO2排出量に換算されます。皆さんは何gくらいのCO2を排出していましたか?
問題はココからです。
今、国民1人が1日に1kgのCO2排出量を削減しなければならないといわれています。どうすればそれを実現できるでしょうか?環境学園で環境について学び、一緒に考えていきませんか?
測る方法を知りたい、自分でも測ってみたいという人は環境学園にご来校ください。学校見学会や体験実験会に参加していただいた方には測る道具をプレゼントし、使いかたも説明いたします。お待ちしています!!
*右の表で計算されたCO2量はあくまで一例です。電化製品の年式や製品ごとに消費電力が異なりますので、CO2排出量も異なります。
関連サイト
環境省/温室効果ガス排出量 算定・報告・公表制度について
チーム・マイナス6%
全国地球温暖化防止活動推進センター