今日、12月13日は「事始め」です。事始めとは、正式には「お正月事始め」であり、お正月を迎える準備を始める日とされています。来年のことを言うと鬼が笑うといいますが、年の瀬も押し詰まり、間もなくお正月。そろそろ来年のことを言っても良い頃なのでしょう。
ということで、来年2月の卒業研究発表会のプログラムを紹介します。この発表会は、本校の2年間の勉強の集大成というべきものです。ぜひぜひ、お越しくださり、2年生の晴れ舞台をご覧ください。
平成22年度 卒業研究発表会 プログラム
と き:平成23年2月5日(土) 午前9時30分から午後3時45分まで
ところ:環境学園専門学校 2階 202教室
9:30~ 9:45
校長挨拶
9:50~10:10
芝生植生の違いが土壌動物群集に与える影響
→公園や校庭などの様々な芝生植生において、自然環境の豊かさの指標となる土壌動物群集の調査を行なった。
10:10~10:30
地域コーディネーターの環境分野に果たす役割
→地域経済の活性化などにおいて、コーディネーターの活躍が期待されているが、地域資源の活用も含めて、環境分野に果たす役割を研究した。
10:40~11:00
身近な植物の耐塩性能の評価
→植物成長の阻害要因である塩害の解決方法として、ファイトレメディエーションに着目し、身近な植物の塩耐性の検討を行なった。
11:00~11:20
食品に含まれる抗菌性物質の検索
→食品に含まれる抗菌性物質の検索を行ない、化学物質を使わずに、天然由来で体に悪影響がない、抗菌剤や添加物の開発を目指した。
11:30~11:50
家庭系廃棄物による車庫内の二酸化窒素処理
→非開放型の車庫のような排ガスが充満しやすい場所を想定し、庭木の剪定廃材や柑橘類の皮を用いて二酸化窒素を処理できないかを検討した。
11:50~12:10
古紙炭化物の環境分野への有効利用
→古紙の再資源化技術として炭化に着目し、日常生活における屋内環境の改善など、環境分野への有効利用方法を検討した。
13:10~13:30
秋の渡り時期の鳥類が利用する猪名川流域の水際環境
→猪名川の異なる水際環境において鳥類の利用実態を調査し、治水および鳥類の生息地保全の視点から河川整備のあり方を検討した。
13:30~13:50
サカマキガイが産卵場所として選ぶ環境
→外来生物として世界中に広まっているサカマキガイが、どのような場所に産卵するのかを室内実験と野外観察から検討した。
14:00~14:20
廃油リサイクルによるバイオ燃料(BDF)の作製
→従来廃棄する食品油のリサイクル方法として、バイオ燃料(BDF)に注目し、家庭レベルでの作製を行ない、その品質評価実験も行なった。
14:20~14:40
身近な植物を利用したカドミウムと鉛の回収
→重金属を含む水で水耕栽培した数種の植物の重金属吸収量を測定することで、どの種類が重金属の回収に適しているかを検討した。
14:50~15:10
アサリの貝殻を用いた水中のリン資源の回収および利用
→家庭でも可能な簡易方法でアサリの貝殻を加工し、これを用いて生活排水中のリン化合物を回収し、肥料として有効利用する方法を検討した。
15:10~15:30
使用済みコーヒー豆を用いた環境浄化の研究
→使用済みのコーヒー豆と牛乳パックを混合して再生紙を作り、この紙がアンモニア臭処理と油汚れ除去の能力を有することを実験で検証した。
15:30~15:45
校長挨拶
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