みなさんこんにちは、沢ガニです。
本校では2年生の後期に卒業研究があります。
後期の授業は9月16日から始まりますが、授業の開始を待てない学生さんたちが、夏休みのうちから来校して、卒業研究の準備を始めています。
今日はそんな研究グループのひとつに、作業の様子を見せてもらいました。
←寿司屋の調理場?いいえ、卒業研究の準備の風景です。環境バイオロジーコースのとあるグループの準備の様子です。
しかしまあ大きな魚ですね。学生さんに聞いたところ、あるルートで譲り受けた魚だそうです。
大きすぎて、冷凍保存する場所を取れないので、今解体しているとのことでした。
魚の種類を聞いたところ、「バラムツ」という魚だそうです。
私(沢ガニ)は、クワガタとカブトムシ以外の生物にはトンと疎いので、少しネットと図鑑で調べてみました。
「バラムツ(英語名オイルフィッシュ、oilfish)は、スズキ目サバ亜目クロタチカマス科に属する魚。
大型であり、成魚は全長2m以上になることもある。 数百mの深度に生息する深海魚であるが、夜間には浅場に浮上することがある・・・」
ふむふむ・・・たしかにオイルフィッシュというのはわかります。切り口をみると脂がぎっちり。たぶん食べたら大トロみたいな味がするんでしょうね。
卒業研究のテーマを詳しく聞いたら、「内緒☆」とにこやかに言われました。う~ん残念。2月を楽しみに待つことにしましょう。
このグループは、バラムツ以外に、サメも研究に使うとのことなので見せてもらいました。
←クーラーボックスをあけて「サメだ~」と絶叫されているのは木の根先生。
指でサメを撫で、「本当に鮫肌だよ~」と話されながら、写真も撮られてます。器用な先生です。
沢ガニもさわってみました。
なるほど、尾びれから頭に向かってなでると、まるでウロコが突き刺さるような感じです。昔、TVでサメの皮を下ろし金の代わりにしているのを見たことがありますが、充分なりそうでした。海の中でこのサメと出会ったら、すれ違うだけでも大けがしそうです。
夏休みも明けないうちから、学生さんは張り切ってます。我々講師も負けていられません。