2011-03-15

卒業式送辞

先週の金曜日は卒業式がありました。
ガランとした2年生の教室を見ると少しさみしい思いがします。

今日は、卒業式の時に立派に役割をこなしてくれたK藤君の在校生送辞の原文を紹介したいと思います。
とても堂々とした話し方で、先生方もとてもほめていましたよ。   
     
  
  
   
   
   
  
  
   
 
 
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遂にこの日がやってまいりました。先輩がた御卒業おめでとうございます。
今、私たちの胸の中は先輩たちとの思い出と別れという悲しみで溢れています。先輩たちとの交流は1年間という短い時間の中でしたが、環境学園専門学校の学生の模範としてとてもお世話になりました。
 
先輩方と初めて交流したのは新入生歓迎会でした。武庫川に集まり、暗くなるまで騒いでいたのを覚えています。歓迎会のおかげで私たち1年生と2年生につながりができました。
 
7月に行われた学園祭では先輩方が企画から運営まですべて中心となって行っていただいたおかげでとても充実した学園祭になりました。ステージ発表の時は盛り上げていただいたり、司会としてスムーズに進行してくださりました。デポジット食器の使用など進んで環境によい学園祭にしようとしてくださいました。来年は先輩がたを見習って私たちが盛り上げていきます。
 
 10月のスポーツ大会ではドッジボールとフットサルを行いました。日頃見ることができなかった先輩たちがたの意外な一面を見ることができました。また、チームをまとめて優勝に向かっていく姿はとても頼りがいがありました。
 
 今年から発足した環境委員会ではグランド芝生化チーム、壁面緑化チーム、雨水利用チームのそれぞれで先輩方が活躍されました。そのおかげで雨水利用ではタンクを設置できることになりました。これからは僕らが環境委員会を引っ張っていき、さすが16期生とよばれるようにしていきます。
 
先輩方の素晴らしさを一番知ることができたのは先月行われた卒業研究発表でした。先輩たちが学校に残って卒業研究をする姿を何度も見てきました。就職活動や編入学の受験でとても忙しかったと思います。そんな中でもしっかりまとめて、発表ではすべてのグループが発表を完璧に行っていまして、とても練習をしてきたことが伝わってきました。来年は先輩方の取り組む姿勢を見習って私たちも卒業研究に取り組みたいと思います。
 
先輩方はこれから今までとはまったく違った生活と始められると思います。このご時世なので順風満帆に過ごせないかもしれません。その中で周りに流されないように自分の軸をしっかりもってください。“環境”という言葉はとても漠然としています。しかし、環境学園専門学校を卒業された先輩方なら自分なりの環境という言葉の意味を見つけたと思います。それぞれの持つ思いが新しい切り口で社会に貢献、地球に恩返しすることになることを願っています。
 
先輩みなさま方のご健康とご活躍を心からお祈りし、送辞とさせて戴きます。