2012-03-13

卒業式での送辞



卒業を終えて4日経ちますが、まだこのときの感動がよみがえります。
1年生送辞では、N君が感動的なメッセージを2年生に送ってくれました。
今回は、その内容をみなさんにお届けしましょう。

【送辞】
とうとうこの日がやって参りました。先輩方、ご卒業おめでとうございます。
今、私たちの胸の中は、先輩方との別れの悲しみとともに、これから自分たちが2年生になるのだという責任感であふれています。先輩方と過ごした日々は、1年という短い間でしたが、お教えいただいたことが多々ありました。
先輩方と初めて交流した新入生歓迎会では、まだ環境学園に慣れていなくて、右も左もわからないでいた私たちに、学校生活のことを優しく教えていただきました。頼りになる先輩方だと感じたことを、今でも覚えています。
学園祭では、先輩方が率先して進めてくださったおかげで、大変充実したイベントになりました。来年は、先輩方に負けないくらいの指導力を発揮して、より充実した学園祭にします。
スポーツ大会では、ドッチボールやフットサルなどを行いました。このときも、集合時間前から先輩方が中心になって準備を進めてくださいました。本来ならO先輩が大会MVPに選ばれるはずでしたが、空気を読まずに私が選ばれてしまいました。どうもすいませんでした。
先輩方の実力を目の当たりにしたのは、2月4日に行われた卒業研究発表会です。毎日夕方遅くまで、発表用のスライドづくりや発表練習に取り組んでいる姿を見てきました。当日の発表会は、興味深い発表ばかりで、時間を忘れるくらい聞き入ってしまいました。
就職活動や編入学受験、実験レポートなどで忙しい中で、よくこんな素晴らしい研究発表ができるものだと感心しました。来年は先輩方に負けない研究に取り組みたいと思います。
私個人の関わりとして、野球部の活動がありました。この活動を通して、野球だけでなく、学校の授業や就職活動の方法についても教えていただきました。この場を借りて、野球部の先輩方に、お礼申し上げます。特に、キャプテンのT先輩は、お忙しい中、試合や練習のスケジュール管理に尽力されていました。ありがとうございました。
先輩方は、4月から就職もしくは大学進学という道に進まれます。仕事や大学では多くの苦労や課題にぶち当たると思いますが、自分の心の中に信念をつらぬきとおし、先輩らしく全力でがんばってください。環境学園のことは私たちが盛り上げていきますので、成長した私たちの姿を、ぜひ見に来てください。
最後になりましたが、先輩皆様のご健康とご活躍を心よりお祈りしまして、送辞の言葉とさせていただきます。
以上