古い本になりますが、本校の図書室蔵書から一冊。
「人間にとって科学とは何か」 素粒子物理学者の湯川秀樹さんと文化人類学者の
梅棹忠夫さんの対談でして、「我々が何故科学するのか?これから科学をどの様な
方向で推し進めていくのがよいのだろうか?」といった疑問の具体的な要点が読み
進めていくうちに解ってくる内容です。
環境の勉強をするにあたっては環境問題の間接的原因の一つである科学技術の
発展の経緯を知る上でも、重要な観点を与えてくれます。
高校生レベルであれば、面白い読み物として暇つぶしに読める程度のものなので
ぜひ一読していただきたいと思います。