2014-11-07

全国環境自治体駅伝愛40走者の講演会が行われました



環境学園の全国環境自治体駅伝第40走者の講演会が、先日開催されました。第39走者の佐賀県小宮先生のタスキを繋いでくださったのは、香川県の大倉先生です。今回の講演は「かがわの里海づくり」。皆さんは里海という言葉を知っていたでしょうか?里山に対して里海。人の手が入ることで、生物の多様性、豊富な水産資源や、美しい景観、おいしい食べ物など、私たちに豊かな恵みを与えてくれる海です。瀬戸内海を里海ととらえ、その環境保全を、海に流れ込む「川」、上流の「山」、流域の「里」、そしてそこで生活者として、あるいは環境保全のにない手としてかかわる「人」を有機的にかつ柔軟につなげながら進めていく取組みについてお話いただきました。行政としての里海づくりの取組みは、都道府県単位では全国で香川県が初めて。大倉先生は、その香川県の里海つくりのリーダーとして、とても熱のこもったご講演でした。学生の皆さんたちからも、面白かった、楽しかった、香川県はスゴイ、スケジュールが合えばボランティアに参加したい、といろいろな感想をもらいました。大倉先生、どうもありがとうございました!

大倉先生は、優しい語り口で熱心に話してくださいました。

講演は大倉先生が投げかける質問とのキャッチボールで進みました。浄化槽管理について答えるTくん

I君は里海づくりのにない手を育てる取組について質問