1年生の皆さんが今春から取り組んできた
グリーンカーテン 。
駐車場に植えられた朝顔やゴーヤは、すくすくと成長し、夏の強い日差しを和らげてくれました。
そして、秋。日差しが弱まり、その暖かさが心地良く感じられるようになった頃、朝顔たちは枯れていきました。来年に向けての種を残して・・・。
でも、残ったのは朝顔の種だけではありません。朝顔と一緒に植えた
ヒョウタン や
ヘチマ が大きな実を残してくれました。
ということで、収穫の秋、ハロウィンを目前にした昨日、1年生有志がヒョウタンの実の加工に取り組みました。以下にその様子を報告します。
加工前のヒョウタンの実。
ふたつしか採れませんでしたが、なかなかの大きさです。
まずは、蔓を ハサミで 切り取ります。
次に、蔓があったところに穴をあけますが、穴の大きさは 蔓の太さくらいが 見栄え良く仕上がるそうです。ドリルなどを使うのであれば、ちょうどよい太さのドリルがあるかどうかが心配です。
でも、心配ご無用。本校実験室には、この作業に最適の器具があるのです。それはコルクボーラー。コルク栓やゴム栓にガラス管などを通す穴をあけるために使われるもので、細い管にも太い管にも合わせられるよう色々なサイズが揃っているのです。
ほどよい大きさのコルクボーラーを選び、ゆっくり回しながら、差し込んでいきます。
抜き取ったコルクボーラーからはヒョウタンの中身が出てきます。
穴の大きさも良さそうです。
細い金属棒で穴を深くした後、水に浸けます。
このときヒョウタンが浮いてくるのですが、心配ご無用。実験室には、湯煎などの際にガラス器具を沈めるための重しがあるのです。なんでも揃っていますね~
あとは、中身が腐るのを待ちますが、悪臭が予想されるため、ドラフトチャンバーの中に置くことにしました。これは、強力なファンで内部のガスを排気してくれる装置です。
今後ですが、腐敗が遅かったり、悪臭が酷い場合には、タンパク質分解酵素を添加する予定です。
どんなものが出来上がるか? 楽しみですね。