2008-12-05

紅葉と野外実習

みなさんこんにちは、沢ガニです。

昨日は、学生さんと一緒に、紅葉真っ盛りの中、野外実習に行ってきました。
内容は、「『防災カルテ』の作り方」を学ぶことです。

土地の起伏の多い日本では、道路を通すときに山を削ったり(「切土」といいます)、逆に低い土地に盛土をしたりします。そうでないとアップダウンの多い道路になってしまいますね。
しかし、そうやって切土・盛土の多くなった道路の側には、当たり前のことですが斜面ができます。
こういった斜面には、時間の経過とともに、徐々に危険な箇所が増えてきます。
例えば、斜面の後ろの岩盤の亀裂が広がってくる、擁壁(人工的な壁)に亀裂ができる、斜面上の木が道路の情報に枝を伸ばす・・・など。

危険な状態のまま斜面を放置すると、道路の陥没、斜面の崩壊、そして枯れ枝の落下による自動車事故など、災害が発生します。

そうなるのを防ぐために、道路上の危険な箇所をまとめた「防災カルテ」があります。危険な箇所がカルテにまとまっていれば、カルテを見直して現在の様子と照らし合わせることによって、現在の危険な箇所の状態が、放置しておいてよいものか、直ちに修復が必要なものかがわかるわけです。
今回の実習ではこの防災カルテの作り方を、学生さんたちに学んでもらいました。



←防災カルテ作成中の様子です。
初めての体験にとまどいつつ、徐々に学生さんたちも要領を飲みこんでいったようです。
「擁壁の中に亀裂がないかな・・・?」学生さんが念入りにチェックしております。



素晴らしい晴天で、紅葉の美しい場所でもあったため、実習は非常に楽しかったと学生さんたちも話しておりました。

2008-12-04

兵庫県立 西宮南高校2年生来校!

こんにちは、良い水です。

今日は、兵庫県立西宮南高校から、2年3組の生徒38名が
環境学園で実験を体験しました。

今日行った実験は、近くにある武庫川の水が、どれだけ汚濁
しているのかを知るために、COD(化学的酸素要求量)という
項目の測定を行いました。

同時に、米のとぎ汁、味噌汁、牛乳といった、家庭の流しから
流れてしまいがちな身近なものも測定しました。

測定した結果、米のとぎ汁、みそ汁、牛乳をコップ一杯流した
場合に、魚が生息できるレベルの水質にするために、綺麗な
水が、1200リットル~3200リットル(お風呂に一杯の水が
6杯分~16杯分)の水が必要だと分かりました。

今回は、高校での化学で学んだ「酸化還元反応」の応用として
行った実験です。

12/7(日)、12/20(土)の体験実験会でも、簡易のCOD
測定を実施しますので、皆さんも実験を楽しみませんか?

2008-12-03

卒研も、そろそろまとめの時期です

みなさん、こんばんは♪
環境校のふくろうです。
12月ということで、
寒さも一段と厳しくなってきました。
体調を崩す学生もちらほら・・・・
しっかり食べて、しっかり休んで
冬休みまで頑張るんだ~☆

今日は、卒業研究のまとめについて
説明がありました。
発表の仕方、論文のまとめ方などについて
話を聞くうちに、
どんどん実感が湧いてきたようです。
まだ1ヶ月以上ある・・・なんて思っていると
すぐに発表の日がやってきます。
のこり時間あとわずか。
こちらも頑張れ~☆

2008-12-02

ビオトープ観察会

先週の土曜日のですが、学生たちと小学校のビオトープ観察会に参加しました。
主催者であるおおしょうネットワークの大原さん、大変お世話になりました。 今後ともよろしくお願いします。
今回は小学校のビオトープの現状を観察したり、池の水源を観察しに行ったりしました。その際、ホタルの餌となるカワニナ(写真下の黒い貝)の生息状況を確認しました。何年か前にカワニナを放流して以来、今まで順調に生育しているということでした☆いつかホタルが見れるようになるといいですね。
今後は、小学生や付近の高校生、地域のみなさんを交えた観察会が開催されることになりそうです。その際は、もちろん環境学園の講師、学生も参加する予定です。詳細が決まったら、アナウンスします。
興味のある方は是非ご参加くださいね!









2008-12-01

1年生 基礎化学実験

こんにちは!まかろんですv(^o^)v
ついに今年も残すところ1ヶ月となってしまいました!早いですねー(>_<)
12月も頑張っていきましょう!!

さて、今日は1年生の実験「基礎化学、基礎生物学実験」。
まかろんの他3人の先生が担当しています。
私、まかろんの実験テーマは「重量分析」。
前期の実験で身に付けた正確な実験操作が実験の正否を分けます。



上の写真は吸引ろ過をしているところです。
アスピレーターという器具を用いて減圧しながらろ過を行うので、ろうととろ紙を用いたろ過よりもスピーディー!
ただし、これはろ過を終了するときに注意が必要。何故だかわかりますか(^^)?
吸引ろ過経験者の学生さんなら皆わかるはず!・・・だよね?