11月に入り、日に日に寒くなってきましたね。
先週頃から、学校の教務室の机で仕事をしていると、外から
ヒッ、ヒッと甲高い声がよく聞こえてきます。
さて、この声の正体が何かということ、ジョウビタキという鳥の
鳴き声です。
↑こちらがジョウビタキ。写真は♂です。
♂は胸部から腹部にかけて赤レンガ色をしており、なかなか
鮮やかな鳥です。♀はもっと地味な色をしていますが、
♀♂ともに、写真のように翼に白斑をもっています。
ジョウビタキは日本では年中見られる鳥ではなく、晩秋から春にかけて
見られる鳥です。こういった鳥は冬鳥と呼びます。
冬鳥とは、春から夏にかけて北の地域で繁殖し、秋に日本に渡って越冬をし、
春には再び北へ帰る鳥です。ですから、いま学校周辺で見られるジョウビタキも
遠い北の地域からはるばる渡ってきたばかり・・・ということです。
これからますます寒くなるにつれて、学校周辺の冬鳥たちも増えてくる
でしょう。また、ご紹介していけたらと思います。
ちなみに、今年の春から秋にかけて、学校周辺で見られた鳥たちは・・・
①ジョウビタキ ②シジュウカラ ③ヒヨドリ ④スズメ ⑤ドバト ⑥キジバト
⑦ムクドリ ⑧メジロ ⑨トビ ⑩カワウ ⑪カワセミ ⑫ハシブトガラス
⑬セグロセキレイ
いずれも、通勤途中や休憩中などに気付いたものです。
都会の中にも、以外といろいろな鳥がいるものですね。