ラインセンサスとは、ルート沿いに出現する野鳥を記録して集計するという簡便な方法であり、とても広く使われている方法です。一年生のB班の学生たちは武庫川沿いと蓬川沿いに歩いていって、観察された鳥類の同定と個体数の計測を行ないました。
学生たちは
「あの鳥は何かな?」
「オスが6羽、メスが2羽いるね。」
「色が派手なのがオスだね。」
と実習を楽しんでいました。
調査中、ユリカモメに餌をあげる地域住民の方がいました。野生の動物に餌を与えることは、生態系に大きな影響を与えてしまいます。例えば、餌を与えることで渡り鳥が渡りをやめてしまったり、自分で餌をとらなくなったりする事例が報告されています。
学校に戻ってきてからは、得られたデータの統計処理を行ないました。武庫川と蓬川で鳥類群集の組成に違いはあるのか?それともないのか?カイ二乗検定を使って計算しました。科学的に物事を論証するトレーニングを行なうことが出来ました。
こういった調査方法や統計処理は実際に鳥類調査の基礎的な部分であるので、1年生の全員が実習を受けています。2年生の行なっている卒業研究では、武庫川の鳥類相を詳しく調査したものがあります。卒業研究発表会は2月6日(土)です。こういった自然環境調査に関すること以外にもいろんなテーマがあります。一般の方の参加も受付けていますので興味のある方は環境学園までお問い合わせ下さい!
こういった調査方法や統計処理は実際に鳥類調査の基礎的な部分であるので、1年生の全員が実習を受けています。2年生の行なっている卒業研究では、武庫川の鳥類相を詳しく調査したものがあります。卒業研究発表会は2月6日(土)です。こういった自然環境調査に関すること以外にもいろんなテーマがあります。一般の方の参加も受付けていますので興味のある方は環境学園までお問い合わせ下さい!