本校の2年生には4つのコースがあります。今回はそのうちの動物生態調査コースの実習内容をご紹介します。
じっとしているだけでも汗が滝のように流れ落ちる暑い夏。そんな厳しい季節であっても、動物生態調査コースの学生は元気いっぱい。写真は西宮市の夙川で、生息する魚類とベントス(底生動物)を調査しているところです。学生個々が定められたエリア内で生物を捕獲し、それを同定していきます。魚類ではチチブ、マハゼ、ボラ、ベントスではケフサイソガニ、テナガエビ、スジエビ、カワニナなどが記録されました。
実習をとおして、捕獲の仕方、同定の仕方だけでなく、環境の違いでそこに生息する生物も異なることを経験的に学んでいきます。
9月からは卒研がスタート。どんな研究になるのか、今からとても楽しみです。