1年生たちは入学してまだ2週間。
友達同士でお昼ご飯を食べている様子を見かけますが、まだあまり話したことがない人もいるみたいです。そんな学生の仲を深めるために、私アップルも担任として一緒に1泊2日を過ごしてきました。
そんな一泊オリエンテーションの様子をお届けします!
行先は尼崎市立青少年いこいの家です。
到着して入所式を行った後、校長先生の講演を学生たちは聞きました。
1年生のうちにやるべきことや礼儀・マナーなどについて、1年生たちはノートにメモをとりながら真剣な眼差しで聞いていました。
お昼ご飯を食べた後は、環境学習の時間です。
このような大自然の中で環境調査をするという環境学園専門学校ならではのイベントです。
野外を散策して木の根先生による植物の同定。
川では私アップルが水質調査を行いました。
簡単な分析を通して、水ってなんだろう?どんな水がきれいなんだろう?といった疑問を実際に自分たちの目で見て確かめました。
みんな普段の実験室とは違う環境で調査をして、すごく満足そうな表情をしていました。
グループに分かれて、自分たちの手でカレーライスを作りました。
食品科学を担当している私アップルとしては、1年生の動きひとつひとつが興味深いものでした。
みんなで協力しながら大人数のカレーライスを、あっという間に作り上げていました。
出来上がったあとは
お茶やジュースで乾杯!
達成感もあって大声で乾杯の音頭をとっていました。
校長先生や私たちも、学生が作ってくれたカレーライスを全グループからいただきましたが、しっかりとしたものが出来上がっていました。
朝の起床時間より前に起きて、朝食の準備を手伝ってくれた学生や、朝から外で運動をしている学生など、ひとりも寝坊せず朝の点呼!
この日の大イベントは環境ディスカッション!
またまた環境学園専門学校ならではの、環境に関するディスカッションです。今回のテーマは「未来のより良いECOな街づくりのアイデア」
このテーマについて、1年生たちは活発にディスカッションしました。
「私はこう考えている!」
「いやいや私はこうだよ!」
「なるほどー。そういう意見もあるんだ」
など自分の意見を発言して、他の人の意見も参考にし、ディスカッションを深めていきました。
こうやって自分の考えをまとめた後は、同じような考えを持った人たちでグループになって、みんなの前でプレゼンテーションをしました。どう説明したら他のグループに自分たちの考えを分かってもらえるかをみんなで話し合って、素晴らしいプレゼンテーションをしてくれました。
私も聞いていて、どの発表も分かりやすく、こんな考えもあるんだなーといい勉強になりました。
プレゼンテーション後に、1年生に感想を聞くと
「人前で発表なんてしたことなかったから緊張しました!」「心臓がバクバクしています!」
「褒めてもらえて嬉しかったです!」
など興奮した様子で感想を言ってくれました。
その後は、お世話になった施設の方にお礼を言ってバスで学校まで戻ってきました。
今回の一泊オリエンテーションで、1年生の仲が本当に深まったように思えます。
楽しかった思い出やルールの大切さなど、これからの学生生活に本当に役立てられるものばかりです。そして我々教職員も、この盛り上がった雰囲気を消すことなく、充実した学生生活を過ごしていけるよう全力でサポートしていきます!