2014-08-22

生徒が喜ぶ環境実験会2014が開催されました

8月20日(水)、21日(木)の2日間にわたって、兵庫県教育委員会と尼崎市教育委員会の後援のもと、「生徒が喜ぶ環境実験会2014」が本校で開催されました。本日は、その1日目8/20(水)の内容を紹介します。



初日は、高校の先生を対象に、2テーマ行いました。

1つ目のテーマは、「生活の中の化学物質の危険性を知ろう」でした。

 1.ボタン電池誤飲で潰瘍
 2.石灰で失明や化学熱傷
 3.洗剤でコーヒー缶爆発

このような事故が起きる仕組みを安全な実験で確かめていきました。

身近にある様々な薬品が試験管に入っています。これが混ざるとどうなる?

化学物質の様々な反応を確認しました。色が変わったり、泡が発生したり、匂いがしたり・・・。
ボタン電池の影響で変色したベーコン。電池を飲み込むと大変危険ですね。
2つ目のテーマは、「ダンゴムシの餌の選択性」です。
生態系の分解者の役割を担う土壌動物であるダンゴムシに焦点を当てて、どのような樹種を好んで食べているのかを高校の教室で実験する方法を紹介しました。

まず外に出て野外の樹木や落ち葉の観察を行いました。
室内でダンゴムシの飼育装置の作成を行いました。

 アンケートには、
「ぜひ授業で活用していきたい」
「どこに気を付けてやればいいのかを具体的に示してくれた」
「今後もこのような取り組みを続けていってほしい」
といったお言葉をいただき、これからもより一層実験がんばろう!という気持ちがわいてきました。お忙しい中ご参加いただいた先生方、どうもありがとうございました。