2009-06-09

電気自動車を授業で体験!


 今日の3限目、1年生は環境政策学の授業でした。この授業は、本校の地元・尼崎市の職員の方に環境政策の実際を講義していただくものです。
 内容は、公園整備や自然調査、環境教育や市民活動、廃棄物対策や公害対策など、多岐にわたりますが、今日のテーマは「自動車公害について」。
 尼崎市内の幹線道路の実態、国道43号線公害訴訟の経緯、車による大気汚染や騒音の現状と対策など、自動車公害に関する様々な話がありましたが、何といっても目玉は、電気自動車の体験でした。
 環境に配慮した地球にやさしい車として、ハイブリッドカーや天然ガス自動車など、色々な車が普及しつつありますが、電気自動車も今後の普及が期待されているエコカーです。電気自動車は、つい先日、世界初の大量生産が日本で始まったばかりということで、初めて見るという学生がほとんどであり、モータなどの心臓部分や運転席の設備などを熱心に観察していました。試乗も行なわれ、学生は口々に「騒音が全然ない」「思った以上に加速がスゴイ」「ホンマに何にもガスが出ない」などの感想を言っていました。
 今回のように環境対策の最前線の製品を身を持って体験することは、非常に大切な「環境の学び」です。今日の貴重な経験を活かし、卒業後は仕事で地球に恩返しして欲しいと思う、水の都せんせでした。