2009-06-30

自然環境実習(根洗い編)

樹木の根系は、土砂崩れ防止に役立っており、私たちの生活の基盤を守ってくれています。
今回の実習は、土壌中における根の分布を調査し(実態調査)、その森林における「問題の把握」を行なうのが目的です。
 
まず、前回の実験でとってきた土壌サンプルの中から、根の洗い出しを行ないました。各土層のサンプルについて、ふるいの上で水洗いし、根を取り出しました。班員同士で協力して、交代しながら進めました。 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
そして次に行なうのは根の生死判別。 
生きている根は、柔軟性があり、色も鮮やかです。よく分らない場合は、白熱電球の光にすかしてみると、色の違いがよく分ります。学生の皆さんはことのほか飲み込みが早く、正確かつすばやく生死の見極めができるようになっていました。
 
 
 
 
 
 
 
 
 
  
 
 
根の生死判別が終ったら、根の画像をスキャナーで取り込みます。
これは、根の長さを測るために行ないます。
 
 
  
   
 
 
 
 
  
 
 
取り込んだ根画像については、処理ソフトを用いることで一瞬にして根長を測ることが出来ます。
最新の技術に学生の皆さんは驚いている様子でした。
今回の実習はいったん終了し、根の重さ測定と、データ解析については次週に行なうこととなりました!  
 
おまけですが、学校にいたヤモリの写真です。
 
これからも環境学園を守ってね!