昨日に引き続き、国内研修旅行2日目の報告です。
昨夜、遅くまで友人と語り合っていた学生も多かったようですが、寝坊する人もなく、朝、7時30分、全員が揃って、朝御飯を食べました。朝風呂に入った学生も多かったようです。心配していた雨も、朝食を済ませる頃には止みました。さあ、今日最初の目的地、南方熊楠記念館へ出発です。記念館では、まず学芸員の方の説明を受けた後、熊楠の生涯をまとめたビデオを見ました。
ビデオの後、資料の見学です。百科事典に手足が生えたと言われた熊楠ですから、館内には様々な分野の資料がありましたが、多くの学生が最も興味を示したのが粘菌に関連する資料です。皆、熱心に展示を覗き込んでいました。
南方熊楠記念館を出て串本へ向かう途中、とれとれ市場南紀白浜に立ち寄りましたが、朝食からさほど時間が経っていないにもかかわらず、ソフトクリークや揚げ物を買い、バスの中で食べている学生もいました。旺盛な食欲に驚きです。
お昼前に串本海中公園に到着。まずは昼御飯。ボリュームたっぷりの海鮮バーベキューに、食欲旺盛な学生も満足そうでした。
昼食後、海中公園の水族館を見学。クエや伊勢エビなど、和歌山らしい海の生き物が数多くいましたが、ウミガメに触れるコーナーは大人気でした。
雨は上がっていたのですが、風が強いため、海中展望塔は閉鎖されていました。でも、さすがに本校の学生。海中展望の代わりに海岸で生き物観察です。タイドプールにはナマコやクラゲなどがいて、皆、ワイワイ言いながら、黒潮の海を楽しんでいました。
海中公園を出発。橋杭岩を眺めながら、太地くじら博物館へ向かいます。博物館では全員でイルカショーを見学しました。全国各地でイルカショーがありますが、ここのショーは、ヒレや泳ぎ方などのイルカの学術的説明を中心にしたものであり、学生たちは興味深く解説を聞いていました。インストラクターの説明に合わせて、ヒレを上下させたり、体をのけぞらしたりするイルカが可愛かったです。
館内にはクジラ関係の展示がたくさんありましたが、初めて見たものも多かったようです。ヒゲクジラの展示では、昨日と同じポーズです。ただし、今回は絵ではなく、ちゃんと立体です。
世界中でここでしか見ることができない腹ヒレのあるイルカなどを見たあと、最後はシャチのショーの見学です。迫力あるショーに、皆、感動でした。
今日の宿泊先は、勝浦温泉のホテル。断崖に打ち寄せる荒波を見つめながらの晩御飯はバイキング。マグロの造りをタップリ食べて、明日の熊野古道に備えました。
明日は、最終日。天気予報は快晴です。