2014-04-30

防火訓練


 今日は、実験室で火災が発生したという設定で、防火訓練を行いました。

 
 環境技術保全学科の実験では、ガスバーナーを使ったり、有機溶剤を使ったりします。危険防止についての指導は徹底していますが、万が一を想定して訓練を行う事は重要なことです。

 学生も、真剣な顔つきで訓練に挑んでいました。
 
 

 

 その後の放水訓練では、水圧に戸惑いながらも、貴重な体験をしました。
 
 

2014-04-25

一泊オリエンテーション!

昨日から今日にかけて、1年生の一泊オリエンテーションでした。

 

1年生たちは入学してまだ2週間。
友達同士でお昼ご飯を食べている様子を見かけますが、まだあまり話したことがない人もいるみたいです。
そんな学生の仲を深めるために、私アップルも担任として一緒に1泊2日を過ごしてきました。
そんな一泊オリエンテーションの様子をお届けします!

 まずはいつも通りに朝9時に学校に集合して点呼、諸連絡をしたあとバスに乗り込みました。


行先は尼崎市立青少年いこいの家です。


到着して入所式を行った後、校長先生の講演を学生たちは聞きました。

1年生のうちにやるべきことや礼儀・マナーなどについて、1年生たちはノートにメモをとりながら真剣な眼差しで聞いていました。

お昼ご飯を食べた後は、環境学習の時間です。


このような大自然の中で環境調査をするという環境学園専門学校ならではのイベントです。
野外を散策して木の根先生による植物の同定。


川では私アップルが水質調査を行いました。


簡単な分析を通して、水ってなんだろう?どんな水がきれいなんだろう?といった疑問を実際に自分たちの目で見て確かめました。
みんな普段の実験室とは違う環境で調査をして、すごく満足そうな表情をしていました。

 
たっぷり1時間半ほど環境学習を行った後は、大イベントの夕食作り!
グループに分かれて、自分たちの手でカレーライスを作りました。

 自分たちで火を起こして、食材を準備する。


食品科学を担当している私アップルとしては、1年生の動きひとつひとつが興味深いものでした。



みんなで協力しながら大人数のカレーライスを、あっという間に作り上げていました。

出来上がったあとは


お茶やジュースで乾杯!

達成感もあって大声で乾杯の音頭をとっていました。
校長先生や私たちも、学生が作ってくれたカレーライスを全グループからいただきましたが、しっかりとしたものが出来上がっていました。

 そんな楽しい1日目を過ごして夜になると、学校では少人数のグループだった友達同士がいつの間にか大人数に!
自然の中で、みんなで協力しあって経験をすることで仲が深まるんだなーとあらためて思いました。

 
そして2日目!

朝の起床時間より前に起きて、朝食の準備を手伝ってくれた学生や、朝から外で運動をしている学生など、ひとりも寝坊せず朝の点呼!

この日の大イベントは環境ディスカッション!
またまた環境学園専門学校ならではの、環境に関するディスカッションです。
今回のテーマは「未来のより良いECOな街づくりのアイデア」
このテーマについて、1年生たちは活発にディスカッションしました。


 
 

「私はこう考えている!」
「いやいや私はこうだよ!」
「なるほどー。そういう意見もあるんだ」

など自分の意見を発言して、他の人の意見も参考にし、ディスカッションを深めていきました。
こうやって自分の考えをまとめた後は、同じような考えを持った人たちでグループになって、みんなの前でプレゼンテーションをしました。


どう説明したら他のグループに自分たちの考えを分かってもらえるかをみんなで話し合って、素晴らしいプレゼンテーションをしてくれました。
私も聞いていて、どの発表も分かりやすく、こんな考えもあるんだなーといい勉強になりました。

プレゼンテーション後に、1年生に感想を聞くと
「人前で発表なんてしたことなかったから緊張しました!」
「心臓がバクバクしています!」
「褒めてもらえて嬉しかったです!」
など興奮した様子で感想を言ってくれました。

その後は、お世話になった施設の方にお礼を言ってバスで学校まで戻ってきました。

今回の一泊オリエンテーションで、1年生の仲が本当に深まったように思えます。
楽しかった思い出やルールの大切さなど、これからの学生生活に本当に役立てられるものばかりです。
そして我々教職員も、この盛り上がった雰囲気を消すことなく、充実した学生生活を過ごしていけるよう全力でサポートしていきます!

2014-04-22

1年生インタビュー

前期の授業が始まって1週間がたちました。
1年生も元気に授業に取り組んでいます。1年生自然環境保全学科のHさんにインタビューをとりましたので、以下に紹介します。

ピースするHさん(右)。インタビュアー(左)は友人のFさん。


入学しようと思ったきっかけは?

環境学園の学校説明会に参加したことです。体験実験でメロンの種を植える実験が面白かったです。こんな勉強がしたいと思い入学を決意しました。環境学園は実験が多いのでこれから楽しみです。


最初の実験はどうでしたか?

とても面白かったです!海に行ってカニの調査を行いました。もう3種類のカニの名前を覚えましたよ!あとオスとメスの違いもバッチリです。


これからどんなことを学びたいですか?

野生動物が生きていくにはどういう環境を創っていけばいいかを学んでいきたいです。将来は、山で人を案内できる自然のガイドになりたいです!


学校には慣れましたか?

高校と違って授業時間が1コマ90分と長いところは慣れていないです。でも女子の友達がすぐできてよかったです!これから一緒にボランティアに行ったりしたいです。


2014-04-21

学校周辺の公園

 4月も下旬となり、桜の花も終わってしまいましたが、学校周辺の公園では、藤の花が咲いて、ほんのり良い香りを放っています。

 この公園には、いろいろな動植物が生息しています。最近の自然環境の保全の考えでは、人工の自然も大切な自然であるとの考えから、都市の公園の自然も大切にされています。
この公園は、学生たちの大切な実習の場となっており、動植物の名前を覚えたり、生態を調べたりしています。


 また、天気の良い日には藤棚の下で昼食を食べたり、憩の場となっています。




2014-04-18

バイオロジーコースの実験!


環境学園専門学校では、前期の授業が始まって今日でちょうど1週間。
2年生のバイオロジーコースでは、月曜日と金曜日に1日中、実験を行っています。
私アップルは、バイオロジーコースを対象に環境生化学実験を教えています。
この実験では生活環境にとても関わりのある、「食品」に関する実験をおこなっています。
 

1年前はまだまだ慣れていなかった実験操作も、マニュアルを見ながらきちんと操作できていました。
1年でこんなに成長したんだなーと嬉しくなりました。

この食品実験は、学生が選んだ食品の栄養成分(水分、タンパク質、脂質、炭水化物、灰分)を測定し、食品のパッケージに表示してある成分表と一致するか確認する実験です。
私アップルが食品企業で勤めていた時に、実際に仕事としていた内容です。
この技術は、食品分析部門だけでなく、開発・研究部門でも重要な技術になります。

みんなひとつひとつ、焦らずに身につけていきましょう!