こんにちは!まかろんです(’ー’)
今日は、2年生の水質浄化実験の日でした。
何をしたのかというと、植物による水中の銅の回収です。
銅は、植物にとってクロロフィルの合成に必要不可欠な物質です。
もちろん、人間にとってもヘモグロビン(血液中に存在し、酸素を運ぶ役割をする)の合成に必要な物質です。
銅は生き物にとって必須の元素ですが、過剰供給は毒性を示します。
銅による公害といえば、足尾銅山鉱毒事件が有名ですね。
この銅を回収するのに植物を使ってみよう!というのがこの実験。
これはファイトレメディエーションと呼ばれるもので、化学的な浄化に比べ低コストで広範囲の処理が可能というメリットがあります。
環境浄化といっても、化学的なものからバイオパワーを用いたものまで手段はたくさんあります。
学生たちはそれらの技術を身に着けて社会へ羽ばたいていくのです(’ー^)-☆