2009-05-27

1年生熱心に聴講、消費生活センター講話


 今日は1年生を対象に消費生活センター講話が実施されました。これは、インターネット詐欺や強引な訪問販売などの悪徳商法によるトラブルを未然に防ぐ目的で、毎年実施している学校行事です。
 本校は、日本で唯一の「環境省登録人材育成校」ということもあり、全国各地から学生が集まります。したがって、一人暮らしをしている学生も多く、訪問販売などには十分に注意しなければならず、年々巧妙になる悪徳商法の手口を知り、その対策を学んでおく必要があります。そのための本日の講話であり、一人暮らしの学生はもちろん、実家から通っている学生も、熱心に話を聞いていました。
 兵庫県立健康生活科学研究所生活科学総合センターからお越しいただいた講師のお話によると、例えば、振り込め詐欺の被害者はお年寄りが多いと思われがちですが、実は、若者が被害に遭うケースが近年急増しているそうです。そのような詐欺の実例の紹介、いざというときの対応方法の説明など、役立つ情報が満載の講話でした。
 本校では、こういった学校行事も実施しながら、学生の皆さんが安心して勉強に打ち込める環境づくりに努めています。今日は外部から講師をお招きしましたが、普段は教職員全員が学生のことを見守っています。学生全員が、事故や病気に巻き込まれることなく無事に卒業し、そして、立派な社会人として巣立っていくこと、これが私たち教職員にとって最大の喜びです。
 ちなみに、今回の新型インフルエンザですが、今のところ感染した本校学生はいません。まだまだ、油断はできませんが、教職員、少しホッとして喜んでいます。