環境学園専門学校では2月7日(土)に卒業研究発表会が開催されます。
そのため2年生、自分たちの研究を分かりやすく発表するためにはどうしたらよいか、頭を悩ませています。
今日から環境学園専門学校の卒業研究の内容を、少しですがご紹介させていただきます。
まずはバイオロジーコースから!
ひとつめは、「落花生のバイオ燃料化に適したセルロース分解法の比較」
みなさんが食べている落花生。むいた殻は捨てられてしまいます。
何か有効に使うことはできないのか、利用法を検討する必要があります。
この落花生の殻はセルロースという多糖を含んでいて、これはバイオ燃料の原料としての利用が期待されます。
しかしセルロースからバイオ燃料を作るには、セルロースをグルコースに分解する糖化が必要となります。
そこでこの研究では、落花生の殻を分解するにはどの方法が適しているか調べ、実際に落花生の殻からバイオ燃料を作りました。
ふたつめは、「耐熱性食中毒菌の増殖を抑制する果汁」
食品の中には食中毒菌が存在して、人に対して食中毒を引き起こすことがあります。
一般的にこの食中毒菌を殺菌するために加熱調理が行われます。
しかし、食中毒菌の中にはこの加熱殺菌でも生き残る耐熱性食中毒菌もいます。
この研究では、耐熱性食中毒菌に対して抗菌性を示す果汁を探索しました。
みっつめは「光条件による植物の機能性成分の変化」
野菜や果物のに含まれるポリフェノール類の摂取は、生活習慣病の予防に有効であるといわれています。
そこで、この機能性に優れたポリフェノール類を多く含む植物を、光技術の利用で生産できれば、機能性を高めた野菜生産に利用できると考えました。
この研究では、ポリフェノール類を多く含むレッドキャベツの栽培技術を開発するために、日光ではなく、市販の蛍光灯類が与える影響を調べました。
どれもバイオっぽい研究ですね!
詳しくは卒業研究発表会でお聞きください!
お待ちしています。
2014-12-05
卒業研究発表会!
12月を迎え今年も残り1ヶ月を切りました。
環境学園では2年生になると卒業研究が行われます。
学生たちが「環境」をキーワードに自らテーマを決め、その解決方法を考えました。
そしてその方法から得られた結果をもとに検討を重ねてきました。
その2年間の集大成となる卒業研究発表会のプログラムが決定しました!!
タイトルをご紹介します!!
●環境負荷の少ないニセアカシア萌芽成長抑制方法の検討
●バラの病虫害抑制に対する米ぬかの効果
●落花生のバイオ燃料化に適したセルロース分解法の比較
●光条件による植物の機能性成分の変化
●耐熱性食中毒菌の増殖を抑制する果汁
●秋季の蓬川におけるマハゼの分布の偏りとその要因
●広葉樹林と針葉樹林におけるイノシシの利用状況の比較
●尿素を用いたバイオディーゼルの曇り点・流動点の改良
●ホテイアオイとガガブタのリン吸収濃度の比較実験
●バナナの皮を利用した汚水浄化の検討
●尼崎市内におけるソメイヨシノの生育と土壌物理化学性
●落花生の殻による身近な悪臭物質の処理
●家庭系廃棄物を用いた使用済み油の処理
今年は全部で13テーマ。
学生たちは最後の追い込みをしています。
興味がある方はぜひ環境学園までお越しください。
日時:平成27年2月7日(土)9:50~16:30
場所:環境学園専門学校
環境学園では2年生になると卒業研究が行われます。
学生たちが「環境」をキーワードに自らテーマを決め、その解決方法を考えました。
そしてその方法から得られた結果をもとに検討を重ねてきました。
その2年間の集大成となる卒業研究発表会のプログラムが決定しました!!
タイトルをご紹介します!!
●環境負荷の少ないニセアカシア萌芽成長抑制方法の検討
●バラの病虫害抑制に対する米ぬかの効果
●落花生のバイオ燃料化に適したセルロース分解法の比較
●光条件による植物の機能性成分の変化
●耐熱性食中毒菌の増殖を抑制する果汁
●秋季の蓬川におけるマハゼの分布の偏りとその要因
●広葉樹林と針葉樹林におけるイノシシの利用状況の比較
●尿素を用いたバイオディーゼルの曇り点・流動点の改良
●ホテイアオイとガガブタのリン吸収濃度の比較実験
●バナナの皮を利用した汚水浄化の検討
●尼崎市内におけるソメイヨシノの生育と土壌物理化学性
●落花生の殻による身近な悪臭物質の処理
●家庭系廃棄物を用いた使用済み油の処理
今年は全部で13テーマ。
学生たちは最後の追い込みをしています。
興味がある方はぜひ環境学園までお越しください。
日時:平成27年2月7日(土)9:50~16:30
場所:環境学園専門学校
2013-04-13
卒業生の来校
今朝は淡路島を震源とする大きな地震がありました。読者の皆さまは大丈夫だったでしょうか。
本校は、教室や実験室、太陽光パネルや風力発電装置にも被害はありませんでした。
ニュースで大きく報道されたこともあり、遠くにいる卒業生からは『学校は大丈夫ですか?』との問い合わせが幾つかありました。卒業していても 出身校のことを心配してくれているんだなぁ、と思っていたところへ、6年前の卒業生Tさんが来校しました。
いくら学校が心配でも、わざわざ来てくれなくても・・・と思ったのは、私の早とちり。実は、Tさん、家の事情で転職しなければならず、今日が その転職先の面接日だったのです。一発で採用内定を頂いたとのことで、その報告のために来校してくれたのでした。
転職先は学校が紹介した会社で、本校卒業生も数多く働いています。バイオ燃料をつくっており、これまでのTさんの経験も大いに活かせる職場です。
Tさん、これからも 元気に 仕事で地球に恩返しをしてください!
登録:
投稿 (Atom)