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2013-12-17

水耕栽培のコマツナの成長

卒業研究で生育させているコマツナが以下の写真のように、とても大きくなりました(11/29撮影)。
コマツナの水耕栽培

植えた当初の写真(10/29)は、過去のブログをご覧ください。1カ月でこんなに大きくなるんですね。学生たちが丹精込めて育ててくれたからだと思います。

水耕栽培では、植物が必要な養分を溶液を通して直接植物が吸収することができます。なので、成長がとてもいいです。また、病害虫が入ってこないクリーンな環境で育てることができるので、殺虫剤などの農薬を散布する必要はありません。さらに、天候にも左右されることがないため、安定して収穫をすることができます。今後ますます注目されていく技術ですね。

次世代の農業ともいえる植物工場について学びたい人、本校の森林緑化水域コースに入りませんか?

2013-10-29

水耕栽培(卒業研究)

森林緑化水域コースの卒業研究(水耕栽培チーム)を紹介します。

着眼点は、生活排水です。生活排水の中でも、洗濯排水は大きな部分を占めています。
このグループの研究では、様々な濃度に希釈した洗濯洗剤の溶液で植物を栽培して、どの程度まで希釈したら植物に害がないかを明らかにします。また、葉や根の長さを測定することにより、生活排水が植物の生育にどのような影響を与えるのかを明らかにする予定です。

卒業研究発表会は2月1日です。ご都合がつく方はぜひ、本校にお越しください!

コマツナの水耕栽培

2012-08-28

ペットボトル水耕栽培

家庭でもできるペットボトル水耕栽培を紹介します。

①2Lのペットボトルを用意します。
  ※500mLでも1.5Lでもできますが、大きい方が根を良く張ることができるため2Lがいいでしょう。




②飲み口部分から3分の1くらいの所をはさみで切り、飲み口に使わなくなったタオルの切れ端などを入れる。
  ※この際、手を切らないように気をつけましょう。タオルではなく、不織布をつかったりするやり方もありますが、タオルでも十分育てることができます。廃物利用と環境(エコ)の観点から今回はタオルでやります。



③飲み口から3分の1切り取った部分をペットボトルに突っ込みます。
  ※この際、タオル部分がペットボトルの底に到達するように注意します。また飲み口の上に出てくるタオルは下から吸い上げた水を土に供給する大切な部分です。短くなりすぎないように注意しましょう。



④赤玉土(小粒)を入れます。
  ※この際、飲み口の穴に入れたタオルが細すぎたりして隙間があると、下に土が落ちてしまいます。タオルが飲み口の穴をふさいでいるようにすれば大丈夫。もしも隙間があるようならば、緩衝剤の「プチプチ」やレジ袋の切れ端などで飲み口部分の隙間を防ぐといいでしょう。


⑤土の上に種をまき、そっと水をやります。
  ※水の量ですが、さかさまにしたペットボトルの飲み口よりも少し下あたりまでやりましょう。それよりもたくさん水をいれると、水に浸かった土の部分が酸素不足になってしまいます。下にたまった水をタオルが吸い上げて、上の土に水分を供給してくれます。最初は水が濁りますが、泥の粒子がだんだん下に落ちてくるので、しばらくたてば水もきれいになります。気になるようでしたら、土をふるいにかけて、細かい土を落としてから利用するといいでしょう。


⑥土が乾燥してきたら、水をやります。

※植物の種類や時期にもよりますが、1週間で下の写真のようになりました(根がタオルを伝って下の部分まで到達しているのが見えます)。支柱をたててからませるように育てましょう。本葉が出てきたら、液体肥料を与えましょう。




環境学園では、このペットボトル水耕栽培を使って、植物工場、水耕栽培、LEDを使った栽培、植物の育成、管理等に関する講義も行っています。安定した食料の供給も、環境分野の重要な一部分です。このような分野で地球環境の保全に貢献したいと思った方は、ぜひ環境学園の学校説明会に参加してくださいネ!