ラベル の投稿を表示しています。 すべての投稿を表示
ラベル の投稿を表示しています。 すべての投稿を表示

2013-02-27

おすすめの本

環境学園の春休みが始まってもう1ヶ月近く経ちますが、みなさんお元気でしょうか?
春休みは、自分の好きなことをするとても良い時期です。そこで、今回はおすすめの本を紹介します。

1つめは、

スズメの謎: 身近な野鳥が減っている!?  三上 修   誠文堂新光社


去年の12月に出たばかりの本で、スズメが昔に比べて減少したのかどうかに興味を持った著者が、どのようにして研究を進めたのかが、わかりやすく書かれた本です。

具体的には日本にスズメが何羽いるか、昔はどのくらいいたか、減少した原因について、どのように考え、調べたかが書かれています。

環境学園では2年生の後期に卒業研究を行いますので、そのときにどうやって計画を立て、研究を進めていけば良いのかを考えるのにとても参考になります。

ちなみに動物生態調査コースの学生にはこの本について課題を出していますが、内容は誰でも知っているスズメで、イラストもかわいらしく読みやすいので、他のコースの皆さんにも参考になりますので、読んでみることをオススメします。
 


2つめは

ラン熱中症―愛しすぎる人たち エリック ハンセン ,  屋代 通子 日本放送出版協会



先日、面接練習をしていたときに、ランに興味がありランの育種や販売を行なっている企業に就職したいと言っていた学生に薦めた本です。残念ながら新本では入手は難しくなっているようです。

ずいぶん前に読んだので細かいところは覚えていませんが、ラン愛好者のキャラクターやランをめぐる騒動、ワシントン条約の裏側が書かれていて、ラン愛好者の熱中ぶりがよくわかり、好きを極めるということがどういうことかを考えさせてくれるルポです。


1年生は就職活動や編入学の準備もしっかりしつつ、本を読んだり、野外に出たりして自分の興味があることを突き詰めてみる良い時期にしてもらえたらと思います。

2012-03-06

お見合い


ずいぶん寒さがゆるみましたね。学校の隣を流れる蓬川には、カモたちがのんびりとプカプカ。風切先生にうかがったところ、ホシハジロとキンクロハジロ。もうすぐシベリアに戻って行ってしまうそうです。カモにとっては、日本はお見合いの場所だそうです。遠くシベリアのあちらこちらから蓬川にやってきて、パートナーに出会うのですって。そうしてオスはお嫁さんを連れて生まれ故郷に戻るのだそうです。彼らが飛び立つのは今月の終り頃。良いお相手を見つけて、無事に旅して。

2010-12-06

卒研 自然環境コースのご紹介

今日は、猪名川の鳥を研究しているグループを紹介します。
このグループは、U君・Sさん・Tさんの3名で、フィールド調査をメインに取り組んでいます。
鳥の調査は午前中勝負なので、つらい早朝起床にも耐えてがんばっています。 とはいえ、本人たちは「私たちほど卒研を楽しんでいるグループはないんじゃない?」と、とってもポジティブです。(笑)
さて、彼らがどんな研究をしているのか、それは今はヒミツですが、その代わりに調査中に撮った野鳥の写真をほんの一部だけ公開したいと思います。
彼らの卒研への熱意を感じられる写真を、どうぞご覧ください。
☆写真:上から順に、オナガガモ、ミサゴ、コゲラ、エナガ、キセキレイです。

2009-01-16

鳥情報Part II

こんばんは。山翡翠です。
今日は学校周辺で見られる鳥のPartIIをお届けします。
昨年の私のブログで13種をリストしましたが、あれから
学生さんからも、「先生、こんな鳥もいますよ!」と情報を
もらったり、「この鳥、何ですか?」と質問を受けたりと、
さらに種類が増えました。

これまでのをまとめると・・・17科25種となりました。
ウ科:カワウ  
サギ科:アオサギ  
ガンカモ科:ホシハジロ、キンクロハジロ
ワシタカ科:トビ  
カモメ科:ユリカモメ  
ハト科:ドバト、キジバト
カワセミ科:カワセミ  
セキレイ科:ハクセキレイ、セグロセキレイ
ヒヨドリ科:ヒヨドリ  
ヒタキ科:ルリビタキ、ジョウビタキ、シロハラ、キビタキオオルリ
エナガ科:エナガ  
シジュウカラ科:シジュウカラ
メジロ科:メジロ
アトリ科:イカル、シメ
ハタオリドリ科:スズメ
ムクドリ科:ムクドリ
カラス科:ハシブトガラス

赤字の種以外は、今の時期でも学校周辺で見ることができます。
とくに上のカワセミ、ルリビタキ、オオルリの3種は、体に青色をもつので、
まさに幸せを呼ぶ青い鳥!興味がある方は、図鑑などで調べてみてくださいね。
とてもきれいな鳥です。