2011-05-31

卒業生の作品


 何の写真か、お分かりですか?
 兵庫県の方なら よくご存知の はばたんです。とはいっても、左側は真っ白。
 実はこれ、卒業生の作品なのです。先日(5月28日)行われた卒業生の集まりである分友会に、11年前の卒業生Nさんが持ってきてくれました。
 Nさんは、今、ひょうご科学技術協会で最新技術を普及させる仕事をしています。その最新技術のうちの一つ、レーザーを用いた3次元造型機でつくったのが、写真のはばたん、右側のはばたんに色を着けたのもNさんなのです。
 Nさんが携わる技術は「デジタルものづくり」と呼ばれ、様々な分野に応用されています。
 色々なところで活躍する本校の卒業生。写真のはばたんにはNさんの想いが込められています。

2011-05-30

クリーンクリーン

本日は本校近隣の施設の職員が合同で清掃を行うクリーン作戦の日です。
学生も全員参加。緑色の尼崎市指定ゴミ袋を手にいざクリーン作戦開始。
実験授業が終わったばかりの講師も、にらみを利かせてゴミを処分。
普段掃除の手が届かないところまで徹底的に清掃しました。

清掃は人の心をすがすがしくさせるようで、学生も活動後半には笑顔で清掃活動。
また明日からも気持ちの良い学校生活が送れそうです。


2011-05-28

分友会開催


 普段着の男性を取り囲み、熱心に話を聞くスーツ姿の若者。さて、何の写真でしょう?
 実は、今日は分友会総会の日。分友会とは、本校と姉妹校の日本分析化学専門学校の卒業生でつくる同窓会組織です。
 総会の後、卒業生と在校生との交流会が行なわれましたが、上の写真はその時のものです。
 仕事のこと、就職活動のこと、資格のこと、編入学のこと・・・。2年生は先輩に様々なことを聞き、これからの自分たちの就職活動や編入学の勉強の参考にしていました。
 2年生にとって、とても有意義な時間になったと思います。忙しい中、集まってくれた卒業生の皆さん、ありがとうございました。





 交流会の後、元外務大臣 前衆議院議員・中山太郎先生の特別講演がありました。
 「科学的な思考が今の政治に必要」といった、医学博士号を取得されている中山先生ならではのお話もあり、在校生と卒業生は興味深く聞き入っていました。

 卒業生にとっても、在校生にとっても、非常に貴重な一日となった5月28日でした。

2011-05-27

おわったあ!!



三日続いた中間試験がやっと終わりました。見てください、この嬉しそうな顔。今夜くらいは開放感に浸ってください。月曜日からまたシゴクからね!

2011-05-26

中間試験2日目



 昨日に引き続き、今日も中間試験です。日頃の勉強の成果を発揮すべく、学生の皆さんは、必死に試験問題に向き合っていました。
 明日は、中間試験の最終日。もうひと頑張り。学びで地球に恩返しです!

2011-05-25

中間試験開始です。

今日から中間試験がはじまりました!

1年生にとっては、はじめてのテスト。出来はどうだったでしょうか?

教室をちらりとのぞかせていただきましたが、みんな真剣にやっていました。


試験が終わった後、お昼から学園祭実行委員のメンバーが集まって、会議をしていましたよ。


なにやら、学園祭のテーマを決めている様子。




面白い案がたくさん出ていました。


何に決まったのか、当日確認してみてくださいね!

2011-05-24

環境委員会 芝生グループ活動レポート





いよいよ今年度の活動が本格始動しました。
1年生の新メンバーを加えてさらに充実した活動をすべく、早速これからの活動計画を話し合いました。
グループリーダーのN君とサブリーダーのO君を中心に、1・2年生の垣根を越えての交流ができることでしょう。
今年度のテーマは、いかに効率よくグランドを芝生化するか、そしてその肥料となる落ち葉の堆肥を簡便に作れるか、です。
活動は毎週火曜日の昼休みに行います。
これから暑くなりますが、ギラギラの太陽に負けないようがんばりましょう。

2011-05-23

雨ナノダ

尼崎は雨。 じっとりとした空気で気分も落ち込みがち

かと思いきや、ヤル気を出しているのが
学生環境委員会「雨水利用班」の面々。



これからの活動計画をみっちり記入したノートが
担当教官に提出されました。

去年から雨水を利用している水槽では、今日も
元気にネオンテトラ(カラシン目)が悠々と泳いでいます。
本校の雨水利用活動の様子は、カレッジニュースでも
毎月報告していきますので、動向に注目しててくださいね。

2011-05-20

先輩から後輩へのメッセージ


 4年前に本校を卒業したSさんが来校してくれました。Sさんは水処理施設の設置や浄水場の維持管理などを行なってる会社で働いています。会社は東京にあるのですが、大阪で水道に関する学会があったそうで、その出張帰りに立ち寄ってくれました。

 せっかくの機会なので、仕事の話や就職活動の話、今しておくべき勉強のことなどを、1年生の前でしゃべってもらいました。まさに、環境の最前線で働く先輩から後輩へのメッセージです。

学校で実験レポートを書いた経験は、社会に出てから役に立つ。報告書は提案まで書くことが大切。

多くの資格を取得しておくこと。資格がないとできない作業もあり、働きだすと重要さが分かる。

就職セミナーなどに積極的に参加すること。会社の色々な面が見えてきて、とても勉強になる。

水は身近であり、無くてはならないもの。それをきれいにする仕事はやりがいがある。

 今年の春、Sさんは東北にある公共浄水場の新設作業に携わっていたそうです。その工事の終了日が3月11日、まさに震災の当日だったそうです。
 大きな被害はなかったそうですが、被災された方が避難して来られることが予想され、多くの飲み水が必要となります。急きょ、停止していた古い施設を稼働することになったそうです。
 Sさんは、そのまま4月まで、その浄水場での作業に携わっていたそうですが、水の大切さを改めて知ったそうです。
 『水の仕事にはやりがいがある』と語るSさんの顔は、ひかり輝いていました。

 先輩からの熱きメッセージを受け取った1年生の皆さん、2年後は皆さんも仕事で地球に恩返しです!

2011-05-19

雨水利用班集合!





昨日は、環境委員会の会合が各班ごとにありました。雨水利用班は、2年生から昨年の活動状況について報告を受けるとともに、今後の活動方針について話し合いました。写真のとおり、立派な雨水タンク。雨水のろ過材は何使ってるの?えーっと竹炭だったかな。だと思うけど。おいおい。ということで、詳しい設計内容を次回会合までに確認するとともに、やりたいこと、いろいろとアイディアを出し合っているところです。雨水の水質から、ここ尼崎の大気環境について何か知ることができるかな。議論はこれから続きます!

2011-05-18

消費生活センター講話

今日は消費生活センターから特別に講師の方をお呼びして、講話をしていただきました。環境学園は全国各地から環境に興味のある学生が集まってきています。なので下宿生の学生が多数います。今回の講話をしっかりと心にとめて、悪徳商法やインターネット詐欺などに遭わないようにしてほしいと思います。特に、携帯電話やパソコンの使用には注意してくださいね。また、最近では就職説明会を装った詐欺もありますので、就職活動するときも注意しましょう!

2011-05-17

学園祭への準備スタート

環境学園では毎年7月に学園祭をやっています。
今日は、昼休みを使って学園祭の準備をスタートさせました。


まず、2年生から去年はどういうことをやったのかの説明があり、それぞれ役割
分担を決定しました。そして、去年の反省事項を活かして楽しい学園祭にしたいと2年生は燃えていました。
学園祭の準備状況をまたブログで紹介しますので、お楽しみに!


学園祭の日には学校説明会も同時開催されます。盛り上げるのが大好きな学生が学園祭を盛り上げますので、ぜひお越しください。一度説明会に参加された方も、この日の学校説明会は特別バージョンですので、ぜひもう一度ご参加ください。

学校説明会の日程はこちら

2011-05-16

りん、リン、燐


 2年生、テクノロジーコース。今日の実験は水中のリンの分析です。
 リンは、私たち人間も含め、生き物にとって大切な元素であり、これがないと生きていけません。しかし、多すぎると害もあり、例えば、閉ざされた水域では、赤潮などを引き起こしてしまいます。
 かつて、リンは洗剤などに多量に含まれており、それが琵琶湖や瀬戸内海などに流れ込み、頻繁に赤潮が発生していました。
 最近は改善されたとは言え、気を抜くことはできません。チェックを続けることは重要であり、そのためには、しっかりとした分析技術を身に付けた人材が必要となります。
 今日、2年生が行なった実験は、現場と同じ分析法(JIS)に従ったものであり、まさに実践的な技術を習得できるものでした。
 今日 身に付けた分析技術を元に、来週は、水中のリンを処理する実験をします。楽しみですね。 

2011-05-13

イソヒヨドリ飛来!



今日の昼休みのこと。
水の都せんせーと1年生の女子学生たちから、人なれした野鳥を発見したとの連絡が入りました!
一目散にカメラを抱えて発見場所に行ってみると、なんと美しいイソヒヨドリのオスの姿が!
確かに多少近寄っても、写真を撮っても逃げる気配がありません。(特に外傷があるようでもなく元気そうです)

市街地にたたずむ環境学園には小さな緑地があり、案外たくさんの野鳥が見られます。
野鳥をみながらのランチタイム。こんな癒しのひとときが午後の授業の活力になるのでは??

2011-05-12

植物に含まれる色素って?

今日は1年生の実験で、薄層クロマトグラフィーを用いて植物に含まれる色素を分離する実験を行いました。


学校の近くで採取した植物の葉や花を細かく切って、すりつぶして色素を抽出する作業は思っているよりも大変なのですが、みんな張り切って行っていました。

抽出中の様子です!早くも上のほうに黄色い色素が抽出されているのがお分かりになりますか?
緑色に見える葉でも、そこには様々な色が隠れていることに気づいてもらえたでしょうか。

植物の葉や花の色にはまだまだ、見えない色素が隠れていそうですね!


2011-05-11

消防訓練と消防設備点検

今日は生憎の雨でしたが、毎年恒例の消防訓練と消防設備点検が行われました。

避難訓練の重要性や消化器の仕組みなどの話を聞いた後、実際に消化器や消火ホースを使って練習しました。




2年生は雨にもかかわらず昨年より早く避難できていたように思います。1年生の皆さんは来年は今年より早く避難できるようにしましょう。
そして、火事が起こったとき、落ち着いて行動できるよう今日やったとこを忘れないようにしてください。

2011-05-10

企業見学会

今日は企業見学会がありました。

この取組みは、学校で学んでいる授業や実験が企業内でどのように行われているのかを知ることを目的としています。

私が引率したのは尼崎市立衛生研究所でした。この施設では、最近特に問題となっている食中毒の検査や、食品添加物や残留農薬の検査、ほかにも海や川、大気、土壌にどれだけ汚れているのか、

といったことを調べています。

学生の感想を一部紹介しますね。

〇学校にある機器がたくさん並んでいるのは壮観だった!

〇自分たちが生活していくうえで健康や環境を守るために欠かせない大切な仕事であると改めて強く感じた。

〇LCやGCなどよくしっている機器が使われていて非常に興味深かった。

〇とても明るい職場でしっかりと質問に答えてくださって本当に楽しかった。

〇タイムリーな問題である食品衛生の現場を見れて充実した見学会でした。

〇滴定の装置はやっぱり感動ではないけど、なんかすごかったです。

2011-05-09

引き締めていきまショー

さて GWも終わり、夏に向けて
勉学に明け暮れる毎日が再開したわけですが
休み明けはやはり誰もが気が緩むもの。


そこで 本校が定める月間目標登場。
今月は「規律」です。
秩序をまもり、集団生活を維持するために
気を引き締めてまいります。

2011-05-07

卒業生の活躍


 6年前に卒業したSさんから、近況報告がありました。
 Sさんは本校卒業後、大学に編入学し、大学院の修士課程を修了して、現在は大手の農機メーカに勤務しています。
 近況報告によると、もうすぐ海外出張だそうです。稲作において、手植えが機械植えに替わりつつある最前線の国だそうで、現地の農家の方々への田植機の納品指導の仕事だそうです。
 本校在学中から海外協力をしたいという夢を持っていたSさん。いよいよその夢が実現です。
 頑張れ、Sさん、仕事で地球に恩返しです。
 ちなみにSさんの活躍ぶりは、会社のホームページでも紹介されています。  http://www.iseki.co.jp/recruit/senpai-ms.html  

2011-05-06

すがすがしい朝







さて、3連休が終わり、また学校。やだなあ、起きたくないなあ、という人もいたのではないでしょうか。実は私もその一人。あまり楽しくない気分で家を出ました。環境学園に近づいて来たとき、学生が大きなごみ拾い用のトングを持って出てくるのに会いました。ちょっと早く来て、周辺の公園等の掃除をしている彼ら。もやもやしていた気分が一変、さわやかに。近隣の方々の憩いの場がすがすがしく保たれているのも君たちのおかげだったのね。まさに、Think globally, act locally。本校のLove Canalクラブによる自主的活動だそうです。できるところから環境を良くしていく、そして私を元気にしてくれたみんな、ありがとう!

2011-05-02

青春の一日



 3連休と3連休の間の月曜日ですが、授業はしっかりとあります。
 2年生のテクノロジーコース。今日は1年生の時に行なった水質分析実験を更に発展させ、定められた方法から外れた操作を行なうと結果がどのように変わるかを確かめる実験です。
 さすがに2年生ともなると操作は慣れたもの、ばらつきの少ない、予想通りの結果が得られました。
 実験が終わって、皆も充実した様子。明日からの3連休の予定を楽しそうに語らい合っていました。
 ゴールデンウィークの谷間の青春の一日、まさに、one day in May でした。