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2014-04-03

職業実践専門課程始動!


一昨日、金陵電気株式会社の分析営業部というところに打合せに行ってきました。2年生の環境化学実験を企業様との連携で実施するためです。化学分析に使われるいろいろな分析機器。本校での実験に加え、今年度は金陵電気様でガスクロマトグラフィーのトレーニングをすることになりました。金陵電気様では、企業の分析技術者向けに分析技術のセミナーやトレーニングを手掛けておられ、それを本校の学生向けに行ってくださることになりました。非常に感度の高い装置を使わせてくださるそうで乞うご期待です。お伺いする前に、本校の実験を通じて、ガスクロや液クロの原理や仕組みはきちんと理解していくようにしましょうね。先日国立大学に編入学した本校卒業生に、分析機器は全て大学院生が操作し、学部生は触らせてもらえない、という話を聞きました。本校の2年生の環境化学実験では、全員が実際に分析機器を操作します。だからこそ、環境学園専門学校では大学に比べてより実践的な技術が身につくんですね

2013-12-02

卒業生の来校


 一昨日の土曜日、6年半前に本校を卒業した Yさん、Hさん、Oさんの3人が来校してくれました。
 同級生のこと、先生のこと、行事のこと・・・、様々な話題が出ましたが、やはり、実験や卒業研究のことはよく覚えており、実験室に連れていくと『ここが変ってる』『ここは前のままや』『これで卒研したんや』と大騒ぎでした。
 ちなみに、上の写真は懐かしい実験室で、お世話になった機器の前で撮りました。

 実は3人とも仕事は『環境分析』。プライベートのみならず、仕事のことでも話がよく合うそうです。ということで、実験室でも『場所は懐かしいけど、装置とか器具とかは職場と同じ感じで、今も同じような雰囲気で働いてますよ』との感想でした。

 3人とも、働き始めて6年以上が経ち、重要な仕事を任されることも増えてきたようです。環境学園専門学校で身に付けたことが役立っているようであり、本当に嬉しく思いました。

 いよいよ12月。先生も走り回るほどの忙しい時期になりしたが、師走を前に卒業生から元気を貰った水の都せんせでした。

 頑張れ、卒業生!

2013-09-27

モンゴル環境学習エコツアー報告 環境調査

 モンゴルの環境を具体的に知るために、環境調査をしたい! という強い希望が学生からあり、簡易調査キットを日本から持ち込んで、モンゴルの水質・土壌・大気の分析をすることになりました。調査項目は以下の通り。


【水質】

  ・重金属濃度(銅)
  ・COD
  ・アンモニア態窒素濃度
  ・硝酸態窒素濃度
  ・リン濃度


【土壌】

  ・窒素
  ・リン
  ・カリウム



【大気】

  ・浮遊粒子状物質(SPM)量
  ・窒素酸化物濃度







 調査はウランバートルをかすめて東西に流れているトゥール川のウランバートル上流側と下流側の2ポイントで行いました。水質については市街で使われている水道水もサンプリングして調査を行いました。

 実は、この調査を行うと決まってから、ツアーまでにあまり時間が無かったために、サンプリングポイントの検討や持参する器具の適切化のための情報収集を行う余裕がなく、ぶっつけ本番で調査を行ったのが実情です。

 当初漠然と「ウランバートル下流では環境汚染が確認できるだろう」と予測していましたが、結果としては明確にそれがあらわれるデータとはなりませんでした。これは適切なサンプリングのポイントの検討がなされていなかったことにつきます。帰国後、反省点をツアー参加者で話し合い、次回に結びつけるならばなにを準備しなければならないかを確認しているところです。

 ただ、ホテルの水道水(都市中心部では汲み上げた地下水を水道で提供している)の水質データは、トゥール川のものよりもよくないという結果が得られ、都市の水環境が理想的でないことが考察されました。実際に水道水をそのまま飲用する人はおらず、必ず煮沸してから摂取するようです。

 帰国後の話し合いでは、簡易であるにせよ「環境を分析で数値化し、状況を把握したうえで環境改善方法を検討する」という基本的な環境管理技法を、ゆくゆくは現地の人と是非共有したいという意見もあり、これからこの活動が発展してくれるのではないかとの感想をもちました。

2013-07-05

テクノロジーコースの実験

2年生になると、月曜日と金曜日はコースごとに分かれて一日中実験・実習です。1年生よりももっと専門性の高い内容になります。テクノロジーコースでは、環境分析の公定法の見方や機器分析についてみっちり。今日のテクノロジーコースの実験は、原子吸光法についてでした。工場排水試験法に基づいて金属イオンを抽出(写真1)して、原子吸光光度計で定量(写真2)します。なんか嬉しそうですね!学生のみなさん、卒業研究で分析機器を駆使できるようになるといいですね。


2008-11-05

環境計量士への道

みなさんこんにちは、沢ガニです。

今日は、環境計量士の資格取得のための講義がありました。
環境計量士とは、水や土の中の成分の濃度を調べたり、騒音や振動などを調べて、それらの計量結果を証明するための国家資格です。
取ったデータは、もちろん環境を守るために使われます。

なお、この資格をもっていない人でも、環境を守るためのデータを取ることはできます。
では、この環境計量士を持っている人と持っていない人とでは、何が違うのでしょうか?

正解は、データの信用度の違いです。
この資格をもってない人が取ったデータは、あくまで「その人が取ったデータ」ということになります。
ですがこの資格をもっている人が取ったデータは、「国家のお墨付きを与えられたデータ」ということになります。
いわば水戸黄門の印籠のようなものですね。環境計量士がデータを出したら、受け取った人はきっと平伏してしまうでしょう。

環境計量士は、毎年1回、3月のはじめに試験があります。

その資格の取得を目指す人のために、2年生は午前中に、1年生は午後に講義を行っております。

講義は、おもに過去問を中心とした演習を解き、答え合わせをします。とくに環境計量士は、環境法のところが大変(難しくはないですが、ややこしい)なので、じっくりと進めております。


↑1年生の講義の様子です。