2010-09-30

全国環境自治体駅伝(市民参加講演会)をおこないます。

 10月20日(水)に岐阜県より環境政策担当者をお招きし、
講演会を実施します。


詳細は以下の通りです。
ご興味のある方のご参加をお待ちしています。


催し名: 全国環境自治体駅伝
日程: 10月20日(水)13:30~15:35
場所: 環境学園専門学校

 (兵庫県尼崎市道意町7-1-12、
  阪神電車 尼崎センタプール前駅下車8分)

講演タイトル:
「岐阜県の地球温暖化対策 ~「清流の国ぎふ」をめざして~」

講演概要
岐阜県は、海抜0mの平野から3000メートルを超える山脈までの地形を有し、古くから 「飛山濃水(飛騨の山、美濃の水」の地と呼ばれてきました。岐阜県の地球温暖化対策は、この豊かな自然を守り、育て、伝え、「清流の国ぎふ」を目指し進めていきます。

対象: 環境に興味がある方
定員: 先着15名
参加費: 無料


問い合わせ・申し込みは 環境学園専門学校 まで !
電話: (06-6412-8461)

FAX: (06-6412-8471)
E-mail: (info@kankyo.ac.jp)

2010-09-29

ビジネス教育月間目標

環境学園ではビジネス教育の一環として月間目標を掲げて、
学生・職員一同で目標に取り組んでいます

9月は「責任感月間」でした。
月末になると目標に対して達成できたかどうかをふり返り
次月の目標に向かってあらたに気持ちをきりかえます。
10月は「積極性月間」 進取自発の心意気で環境学園は
前へと進んで参ります。

2010-09-28

自然環境保全学科1年生の授業&実習

わかりにくい写真ですが、これ ↓ が何かおわかりでしょうか?


いま、1年生の授業と実習を連動させて、メダカを調べています。その第1回ということで、近くの小学校(尼崎市立成徳小学校)のビオトープでメダカの観察と採集をさせてもらいました。

成徳小学校では白いアマガエル(アルビノ)も見つかりました。かなり珍しいものと思います。学生たちはこんなものも見ることができてラッキーでした。

白いアマガエルを見つけたK君は、同級生や小学生に取り囲まれて大人気でした。いつのまにか小学生からどういう事を調べているのか、なぜ調べているのかなど鋭い質問をされて、しどろもどろになりながら説明していました。
レンジャーやインタープリターになりたい学生には良い経験になったことでしょう。

日本人にとって一番身近だった魚、メダカ。日本各地でいつの間にか減っていたりいなくなっていて、環境省のレッドデータブックでは絶滅危惧II類になっています。これからいろいろな実験をやったり、論文を読んだりして、半年後にはメダカ・ドクターになってもらおうと思います。

2010-09-27

甲山自然観察実習

明日の実習は、甲山にて丸一日自然観察の実習を行います。
本来は、キノコの調査を行おうと思ったんですが、昨日下見に行ったところほとんど生えていない状態でした。しかし、下の写真(ヒラタケ)のように少しは見つかりました。


そこで、明日は植物や地質に関する観察を行う予定にしております。
甲山は面白い山で、斜面上部は安山岩、下部は花崗岩でできています。
現地を踏査することで地質の違いを調べてもらう予定です。
また、甲山は海の中に沈んでいた時期に堆積したチャートと呼ばれる岩石が見ることができます。


   
花崗岩                 安山岩


チャート
明日はあいにくの雨もようです。テルテル坊主を作って明日の実習が晴れることを祈りましょう!


2010-09-24

有機溶剤作業主任者、続々合格


 9月9日のブログでも紹介しましたが、この夏、本校学生の多くが有機溶剤作業主任者の国家資格にチャレンジしました。いま、続々とその合格通知が届いています。
 写真は2年生のTさん。現在、彼女は就職活動の真っ最中。企業様に提出する履歴書の資格欄に書く項目が一つ増えたと喜んでいます。
 資格は一生の宝物。これからも どんどん 取得していってください。

2010-09-22

今年の夏の猛暑

 今日の兵庫県南部(神戸)の天気予報を調べると、「晴れ後雨」で「最高気温が32℃」で「最低気温が25℃」となっていました。降水確率は「午後は50%で夜は60%」の予想です。
 しかしこの9月下旬の時期に最高気温が30℃を超えるなんて・・・。今年の夏の猛暑は全国的なものでしたね。まだまだ残暑が続いています。一時秋らしい涼しい秋風が吹き始め、これで本格的な秋到来と思ったのも束の間、またまた夏に逆戻りですね。

 これらの猛暑について気象庁は「偏西風の世界的レベルでの蛇行」であると発表されています。また偏西風の蛇行以外にもラニーニャ現象も影響していると考えられています。ラニーニャとは、アメリカ大陸近くの東太平洋赤道域で、海水温が通常より低くなる現象を指します。ラニーニャとはスペイン語で「女の子」を意味する言葉です。それともう一つラニーニャ現象が発生すると冬型の気圧配置を作る傾向があり、この冬は厳しい寒さの可能性があります。

 写真は自分の携帯電話についている気圧計・温度計です。学校の裏の公園で測りました。11時44分現在で、すでの30℃を超えていました。あらら・・・。

2010-09-21

一年生の企業見学会

今日は、一年生の企業見学会として、尼崎市立クリーンセンター第二工場にお邪魔してきました。
この施設の特徴は、廃熱ボイラーの採用によりゴミ焼却にともなう熱を有効に回収し、蒸気タービン発電を行う熱エネルギーの活用を行っていること。余った電力は電力会社に買い取ってもらうことで、電気エネルギーを無駄にしていません。
このほか、集じん器や湿式有害ガス除去装置によるばいじんや塩化水素などの除去、
また、施設の屋根に降った雨水をトイレの洗浄や樹木の散水に利用するなど、環境保全対策も万全です。

本校で環境を学ぶ学生にとって、こうした施設を見学することで、ふだん学校で学んでいることがどう生かせるのか。そして、これからどんな知識や経験が必要になるのかが明確になります。
今日の経験は、将来、きっと大いに役立つことでしょう。


2010-09-17

集合写真


今日は卒業写真用に
1年2年生合同で集合写真を撮りました。

明日から三連休です。
遊びすぎず、休んでくださいね

2010-09-16

マスコミによる取材が続いています

昨日、朝日新聞に環境学園が紹介された記事を掲載しました。
最近、環境学園がマスコミに取り上げられることが多くなってきました。後期授業も始まり学校に活気が戻ってくると同時に、学生たちの活動が注目を浴びているからでしょう。

記事を実際に読んでみたいというご要望がありましたので、以下のサイトで読むことができます。ぜひご覧ください。

朝日新聞の記事はこちら


また、先週も雨水を利用し、環境を良くしようと活動している雨水利用グループの記事が掲載されました。

日刊工業新聞の記事はこちら


これからも世間に注目される環境学園であり続けられるよう講師ともどもがんばりましょう。

2010-09-15

地球守る「仕事人」養成


 本日付けの朝日新聞朝刊(兵庫県版)に本校の記事が載っています。
 この記事を書かれた記者の方は、インターネットで本校のことを知ったそうで、環境分野の即戦力となる人材を育成している特徴ある学校として、本校に注目されたそうです。在校生のありのままのコメントなども載っており、本校での学生生活、将来の進路などが伝わる記事になっています。
 さすが新聞記者さん、地球守る「仕事人」養成 は本校にピッタリのタイトルです。

2010-09-14

1年生の全体実験

今日は、1年生全体で実験を行いました。
尼崎市内の河川(武庫川と蓬川)について、水生生物の採取と簡単な化学分析を行いました。

水生生物の調査では、上の写真のようにトラップを設置したり、網でガサゴソやったりいろんな方法で捕まえました。おどろいたことに、武庫川でこんなにでかいボラを捕まえることができました。
ほかにもモクズガニやブラックバス、ミズカマキリ、ヤゴなどいろんな生物を観察することができました。
化学分析では、CODのパックテストを行いました。
すべての調査が終わった後、学校に戻ってそれぞれの川にどんな生物がいたのか、また、化学分析ではどの程度汚れた川なのかといったことを比較してまとめを行いました。
化学と生物の両方の調査によって尼崎の自然環境を調べることができました。今後の実験では、これらの調査をもっと深く掘り下げていった内容を行う予定です。これからもどんどん実験の様子などを紹介するのでお楽しみに!

2010-09-13

後期開始

夏休み中、さびしげだった自転車置き場が今日は満杯の賑わい。

本校に活気が一気にまいもどってきました。


そう。今日から後期授業の開始です。

早速、実験室では卒業研究に着手する学生の姿がみられました。
夏休み中に醸したアイデアを一気に開放させている様子です。

2010-09-11

環境教育に役立つ実験会

 今日は高校の先生方をお招きして「環境教育に役立つ実験会」を開催しました。
 小さなペットボトルとガラス玉を使って顕微鏡を作ったり、

 キョウチクトウの気孔の汚れから、空気の汚染度を調べたり、

と、どの先生方も熱心に実験に取り組んでおられました。先日のブログで紹介した「ユスリカとショウジョウバエの実験」も好評でした。
 今後もこのような実験を開催させていただきますので、その際には、ぜひ、ご参加ください。

2010-09-10

学校見学

 本日は高槻市立第〇〇中学校のS君が学校見学の為に来校してくれました。彼の通っている中学校では、キャリア教育の一環として色々な分野の学校を見学する様指導されているそうです。午前中は平常通り授業があったそうですが、S君は高槻から尼崎の環境学園専門学校まで来てくれました。


 S君は環境に興味があって本校を見学先として選んでくれました。環境の中でも植物が大好きでお母さんとガーデニングをされているそうです。本校の風切先生が学校説明を担当、S君の質問に答えました。簡単な体験実験もしていただきました。チリモンの実験も楽しそうにされていましたよ。



 このブログの読者の皆さんも、環境学園専門学校ってどんな学校?っと思っておられるならS君の様に学校見学にお越し下さい。自分のご都合の良い日にち・時間をご連絡いただきましたら対応が可能です。お待ちしています。

2010-09-09

台風一過、国家資格取得に向けて・・・ 有機溶剤作業主任者講習会

もう少しで夏休みが終わります。
今年は記録的な暑さでした。夏休みは有意義に過せましたか?


今日から2日間、学生たちは1、2年生合同で、

国家資格取得に向けて講習会を受講しています。

久しぶりに再会した友人とのお話のあと、集団講習を受けています。




取得を目指している資格は、
有機溶剤作業主任者です。


この資格は、

労働安全衛生法に定められた作業主任者

(国家資格)のひとつです。


資格取得をはじめ後期の授業もがんばりましょう。

2010-09-08

基礎化学講座

台風一過の環境学園専門学校。

特に被害も無く、予定通り定刻に講座を開始。

連続360分の過酷な講座でしたが、出席者全員、最後までしっかりと

ついてきてくれました。

後期からは相当にレベルアップして授業に参加してくれることでしょう。

大いに期待!

2010-09-07

蝶から見た「環境」

今日は本校がある尼崎の隣町、西宮市の高校に行ってきました.

先月の日本生物教育会兵庫大会で、この高校のK先生ととても興味深い蝶のお話をさせていただいたところでした。

というのは、下の写真の白い壁や緑色の門で蝶が蛹になっていたそうなんです。
門は1日に何度か動かすため、蛹にとって良くないかもしれないと、K先生はわざわざ実験室内に保護してくださったそうです。残念ながらその蛹は羽化不全で翅が伸びきらずだったそうです。



先月こういうお話を聞かせていただいていたので、今日の訪問は楽しみにしていました。そして実際にK先生に現場をご案内いただき、より詳しい状況も教えていただきました。

K先生も不思議に思われていましたが、なぜこの蝶はこういう場所で蛹になったのでしょうか?
しかも近くには植物はなく、エッチラオッチラとわざわざ歩いて来て、ここで蛹になったようです。
蝶の幼虫はここを蛹になるのに適した「環境」だと思ったのはなぜでしょう?
とても面白いテーマだと思います。

こういう身近なところにも不思議がいっぱいあるんですね。虫にとっての「環境」とは何か、いろいろ調べてみると面白そうです。

ちなみに、アゲハチョウが蛹になる場所や蛹の色をどうやって判断しているかを調べた素晴らしい本があります。「 蝶・サナギの謎 平賀 壯太 (著) 」という本です。ご興味のある方はいちど読んでみてはいかがでしょうか。

2010-09-06

お昼ごはん

 こんにちは。9月だと言うのにまだまだ気温が30℃を超える暑い日が続いています。皆さん夏バテされていませんか?自分の夏バテ解消法は、十分な睡眠と食事ですね。よく寝て、よく食べれば夏バテ解消になります。(笑)


 そんなわけで、気になるのが毎日のお昼ごはん。環境学園専門学校の周辺にお店があるのかな?とか思っている人がいるのでは。今日はアマ・ドゥにあるお店をご紹介しましょう。写真にある通り色々なお店があります。



 今日のお昼は、これらのお店の中で「牛めし」で有名なM屋さんへ行ってきました。すごく安くて美味しい牛めしでした。たくさんの方が食べておられました。またお店のスタッフも元気一杯です。



 明日のお昼ごはんはどこへ行こうかと考えているタッドでした。

2010-09-03

基礎化学講座開講中

現在、環境学園は夏休み中。しかし、学校では基礎化学講座を開講しています。この講座は、高校の時に化学を履修しておらず化学が苦手な学生や、もう一度基礎から化学を徹底的に理解したい学生のために開講しているものです。ちなみにこの講座は希望者のみの講座です。暑い日が続きますが、後期からの授業や実験に備えて、一生懸命頑張って欲しいと思います!

ところで環境の仕事には化学が深く結びついています。例えば、植物の肥料の3要素は、窒素、リン酸、カリウムとがあります。土壌が、植物の成長にとって適した状態かどうかを調べるには、土壌の中にこういった元素がちゃんと入っているかどうかを調べる必要があります。環境学園では植物の生態的特徴を調べるだけでなく、分析機器を使った土壌の化学分析も行っています。分析機器の使い方をマスターすれば、土壌の中に有害な金属が含まれていないかなど様々な環境の仕事にも生かすことができます。

環境学園説明会では、学校で勉強する内容の紹介を行います。その際、野外での実習の説明に加え、分析機器の紹介なども行います。9月の環境学園説明会は、9月5日(日)・18日(土)・25日(土) にあります。いずれも 13:00~16:30です。皆様の参加を心よりお待ちしております。

最後に写真ですが、私の友人の畑で収穫してきた野菜を紹介します。なんと全部無農薬の野菜です。おいしそうでしょ?今年は雨が極端に少なかったのでちょっと日焼けしてしまった野菜もありますが・・・。

2010-09-02

9月11日の実験会に向けて・・・


 枝の中に、ぶら下げられたペットボトル。怪しげな写真ですが、なんだかお分かりでしょうか。実は、9月11日に開催される『環境教育に役立つ実験会』の準備のためのものなのです。
 8月31日のブログで紹介させていただいたように、この実験会で「環境教育に役立つ ユスリカ と ショウジョウバエ 」というテーマを追加することになり、そのためのショウジョウバエを捕まえるためのトラップ(罠)が、上の写真なのです。
 このショウジョウバエのトラップだけでなく、ユスリカの入手方法や保存方法といった、授業で使うときに必要となる、こまごまとした情報も提供させていただく予定です。勿論、環境教育と関連させる情報も用意しております。
 環境教育に携わる高校の先生方のお役に立つこと間違いなしの実験会です。ぜひ、ご参加ください。   
 実験会の詳細やお申し込み方法は、環境学園専門学校のホームページ 
http://www.kankyo.ac.jp/news/event/20100623-post-17.php 
をご覧ください。
 多くの先生方の参加をお待ちしています。

2010-09-01

グランドで芝生を発見!

秋になったら、環境委員会の芝生グループで、校舎の西側グランドに芝生の種をまき、芝生を育てる予定です。
どこにどう種をまいていこうか。そんなことを考えながらグランドを歩いてみると、いつから生えていたのか、部分的に芝生が見られました。
もちろんまだ種はまいていないので、以前から生えていたのか、それとも風で種が運ばれてきたのかはわかりません。
いずれにせよ、この芝生を上手に育てれば、一面に芝生を増やすことができるかも・・・。
この部分的に生えている芝生と、新たに種まきして増やす芝生。環境委員会のメンバーとともにうまく育てていきたいと思います。

グランドの一角にみられた芝生。これをうまく育てれば、一面に増えてくれるかもしれません。



芝生目線でグランドをみてみたら、キク科やイネ科の植物たちがたくさんの穂をつけているこのがわかりました。実りの秋はもうすぐそこまで来ているのですね。