2012-03-30
2012-03-29
学校のとなりの川には・・・
2012-03-28
2012-03-27
2012-03-26
環境新聞社賞、おめでとう
2012-03-23
木立性セネシオ貴凰、咲けり。
3月9日に行われた卒業記念パーティーの時に担任をしていた学生たちにもらったものです。環境学園の教職員や学生はみんな花や植物が大好きです。なのでみんながいつでも様子が観察できるように、学校の片隅において育てています。
この木立性セネシオは、サイネリアの原種と交配させて、寒さ暑さに強く品種改良された園芸品種です。サイネリアの花言葉は、「元気、常に快活」です。いつも元気で快活な木の根にぴったりの花ですね(*⌒∇⌒*♪)。
この植物は水をやりすぎると根腐れを起こしてしまいます。なので、私は極力水をやらずに育てています。葉がうなだれてきたり、土が乾燥してきたりしているにもかかわらず、雨がぜんぜん降らない時だけ、水をあげるようにしています。 今日の尼崎はあいにくの雨ですが、貴凰は久しぶりに水分を補給できてとてもうれしそうです。
このように植物の特性を見極めながら、そして16期生のみんなのことを思い出しながら育てていこうと思っています!今年3月に卒業した16期生の皆さん!それぞれの人生でこの花のように美しい花を咲かせていってください。また、この花の様子を見るために、たまに確認しに来てください☆
2012-03-22
卒業生の活躍
Oさんの勤務先は、神戸の大手製鋼企業。仕事内容は、特殊鋼の成分分析だそうです。特殊鋼の成分分析って何? と思う人も多いと思います。
特殊鋼の一例を挙げると、普通の鉄は磁石にくっつきますが、磁石にくっつかない鋼というのがあります。どんなところで使われるかというと、例えば、 実用化が進められている、リニアモーターカー。強力な磁石を用いるので、これと反応しない鋼が必要なわけです。
他にも、特殊鋼には色々なものがあり、様々なところで使われています。含まれている金属成分の僅かの違いが性質を大きく左右するので、その分析作業はとても重要。Oさんは、日々その仕事に取り組んでいるわけです。
仕事の内容や職場の雰囲気を楽しそうに話してくれたOさん。この1年で大きく成長したようです。
がんばって、これからも、仕事で地球に恩返ししてください。
2012-03-21
今年度ラストの学校説明会のご案内
2012-03-19
2012-03-16
2012-03-15
2012-03-14
2012-03-13
卒業式での送辞
卒業を終えて4日経ちますが、まだこのときの感動がよみがえります。
1年生送辞では、N君が感動的なメッセージを2年生に送ってくれました。
今回は、その内容をみなさんにお届けしましょう。
【送辞】
とうとうこの日がやって参りました。先輩方、ご卒業おめでとうございます。
今、私たちの胸の中は、先輩方との別れの悲しみとともに、これから自分たちが2年生になるのだという責任感であふれています。先輩方と過ごした日々は、1年という短い間でしたが、お教えいただいたことが多々ありました。
先輩方と初めて交流した新入生歓迎会では、まだ環境学園に慣れていなくて、右も左もわからないでいた私たちに、学校生活のことを優しく教えていただきました。頼りになる先輩方だと感じたことを、今でも覚えています。
学園祭では、先輩方が率先して進めてくださったおかげで、大変充実したイベントになりました。来年は、先輩方に負けないくらいの指導力を発揮して、より充実した学園祭にします。
スポーツ大会では、ドッチボールやフットサルなどを行いました。このときも、集合時間前から先輩方が中心になって準備を進めてくださいました。本来ならO先輩が大会MVPに選ばれるはずでしたが、空気を読まずに私が選ばれてしまいました。どうもすいませんでした。
先輩方の実力を目の当たりにしたのは、2月4日に行われた卒業研究発表会です。毎日夕方遅くまで、発表用のスライドづくりや発表練習に取り組んでいる姿を見てきました。当日の発表会は、興味深い発表ばかりで、時間を忘れるくらい聞き入ってしまいました。
就職活動や編入学受験、実験レポートなどで忙しい中で、よくこんな素晴らしい研究発表ができるものだと感心しました。来年は先輩方に負けない研究に取り組みたいと思います。
私個人の関わりとして、野球部の活動がありました。この活動を通して、野球だけでなく、学校の授業や就職活動の方法についても教えていただきました。この場を借りて、野球部の先輩方に、お礼申し上げます。特に、キャプテンのT先輩は、お忙しい中、試合や練習のスケジュール管理に尽力されていました。ありがとうございました。
先輩方は、4月から就職もしくは大学進学という道に進まれます。仕事や大学では多くの苦労や課題にぶち当たると思いますが、自分の心の中に信念をつらぬきとおし、先輩らしく全力でがんばってください。環境学園のことは私たちが盛り上げていきますので、成長した私たちの姿を、ぜひ見に来てください。
最後になりましたが、先輩皆様のご健康とご活躍を心よりお祈りしまして、送辞の言葉とさせていただきます。
以上
2012-03-12
前を向いて歩こう
ひと雨ごとに春が近づく、そんな言葉がぴったりの今日この頃、
多数のご来賓、並びに、保護者の皆様のご臨席を賜り、
本校、第十六回の卒業証書授与式を、
このように盛大に挙行できますこと、
高い所からではございますが厚く御礼申し上げます。
さて、環境学園専門学校 十六期生の皆さん、
卒業おめでとうございます。
心からお喜び申し上げます。
皆さんが入学してきた二年前、私は 一、専任講師でした。
皆さんが二年生に進級するとき、校長職を拝命しましたが
その後も授業を担当し、講義や実験を行ない、
卒業研究も受け持ちました。
皆さんと一緒に勉強し、皆さんと一緒に成長してきたつもりです。
そこで、この場で、私は、
十六期生の皆さんへの
最後の授業をさせてもらおうと思います。
黒板もチョークもないので
皆さんに教えたいことを紙に書いてきました。
前を向いて歩こう。
これが、最後の授業で私が皆さんに伝えたいことです。
これまで皆さんは様々な経験をされてきたと思います。
そして、これからも、様々な経験をされるでしょう。
苦しいこともあるでしょう。
悲しいこともあるでしょう。
でも、目をそむけず、目を閉じず、
しっかりと前を向いてください。
苦しいとき、つらいとき、
昔は良かった、と、
後ろを見たくなることもあるでしょう。
しかし、そこにあるのは、思い出です。
幸せではありません。
幸せは、後ろにはありません。
皆さんの前にあるものなのです。
もちろん、昔を思い出すなと
言っているのではありません。
しかし、後ろを振り返ってばかりいると、
せっかくの目の前の
幸せが見えないこともあります。
しっかりと目を見開いて前を向いたとき、
そこに道が見えてきます。
その道の先に幸せがあります。
もちろん、幸せばかりではないでしょう
苦しみも悲しみもあるでしょう。
そんなときは、どんどん泣いてください。
上を向いて涙をこらえる必要はありません。
どんどん泣いてください。
泣くことで目の汚れが取れるかも知れません。
泣き疲れれば良いアイデアが出てくるかも知れません。
どんどん泣いてください。
涙を隠そうとうつむく必要もありません。
うつむいて悲しそうにしていても
本当の幸せはやってきません。
やってくるのは同情や憐れみです。
流れる涙を隠そうともせず
しっかりと前を向いて
懸命に歩き続けている人、
そういう人に
本当の幸せがやってくるのです。
楽しいこともあるでしょう。
その時は大声で笑ってください。
前を歩いている人が振り向くような、
後ろを歩いている人が追っかけてくるような、
そんな楽しい大笑いをしてください。
仲間もできるでしょう。
一緒に歌を歌い、馬鹿話をしながら、
前を向いて歩いてください。
あわてなくてもいいです。
自分のペースで大地をしっかりと踏みしめて、
一歩一歩、歩いてください。
壁もあるでしょう。
落とし穴もあるでしょう。
つまずいて怪我をすることもあるかも知れません。
でも、しっかりと前を見ていれば、
次の困難にぶつかったとき、
今度は乗り越えることができます。
幸せは、皆さんが前を向いて歩いていく、
その先にあります。
環境学園専門学校 十六期生の皆さん
私の最後の授業で贈る言葉です。
前を向いて歩こう
平成二十四年三月九日
環境学園専門学校
校長 岡田博明
2012-03-09
平成23年度 卒業式
環境学園専門学校16期生の卒業式です。
足元の悪い中、多くの保護者の方にも来ていただき、大変素晴らしい卒業式となりました。中でも答辞は16期生の雰囲気がよく伝わる素晴らしいものでしたのでご紹介します。
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本日は、私たち卒業生のためにこのような盛大な式典を挙げていただき、誠にありがとうございます。また、ご多忙の中をご出席くださいましたご来賓の皆さま、校長先生はじめ諸先生がた、並びに関係者の皆さまに、卒業生一同心から御礼申し上げます。
月日が経つのは早く、あっという間の二年間でした。「環境」に興味を持ち、ここ環境学園専門学校で出会った私たち。入学当初は不安もありましたが、日々の授業や実験、学校行事でともに過ごしていくにつれて、意見を出し合ったり、笑いあえる仲になっていきました。16期生で始めたこともいくつかあります。地元の方の協力で廃校に畑を作ったり、「らぶきゃなる」というボランティアサークルで、朝、授業前に集まりゴミ拾い活動を行いました。野球部「環境ALIVES」は公式試合初戦で昨年3位の強豪相手なのに接戦になり、うっかり勝ちそうになったりしてしまいました。これは応援に行った私たちかわいい女子二人のおかげに違いありません。これらの活動から、地元の方々や後輩たちとのつながりができ、これからは後輩たちが引き継いで盛り上げてくれることを期待しています。
一番思い出として残っているのが卒業研究です。1つの目的に向かってグループで協力し合い、半年間頑張りました。何度も実験に失敗し、計画通りに進まなかったり、予想していた結果が出なかったりして辛かったこともありました。でもその度にグループで失敗の原因を考え、改善したり、先生方や友達にアドバイスや励ましをいただき、どのグループもなんとか結果を出すことができました。卒業研究の発表や論文では、先生のOKをなかなかもらえず、悩みに悩み、わかりやすく説明すること、伝えることが、いかに難しいかを知りました。また、失敗して自分たちの考えの甘さや技術の未熟さも感じました。でも、その失敗を次に活かす方法やみんなで協力したときに予想以上の力を発揮できることなど、たくさんのことを経験し学ぶことができました。みんなで協力したこと、いろんな人たちの支えによって結果が残せたのだと感謝しています。
ちょうど1年前、先輩たちの卒業式の日に、東日本大震災が起こりました。毎日マスコミの報道から被災地の悲惨な状況を知るにつれ、自然災害の恐ろしさや「環境」を守ることとはどういうことかを考えさせられ、私たちは何と無力なんだろうと感じました。でも、被災地から届く報道は悲惨なことばかりではありませんでした。国内外からの支援を通じて人と人のつながりを強く感じました。そして何よりこの大変な災害の中、被災地の方たちが忍耐強く頑張られている姿、自分のことより他人のことを思いやる心、復興へ向けて皆で協力して立ち上がろうとされている姿は、日本人だけでなく、世界の人たちの心をもつないでくださいました。私たちはこの環境学園専門学校で出会った人たちとのつながりを忘れず、私たちが学んだ「環境」を守る知識と技術を活かすことが復興にもつながると信じて、明日からは自分たちの選んだ道を歩んで行きます。
最後になりましたが、今日までご指導くださいました校長先生はじめ諸先生方、様々な形でお世話になった職員の皆様に、改めて御礼申し上げるとともに、私たちの成長を温かく見守り続けてくれた家族に、深く感謝いたします。皆様方の今後のご健康とご活躍を心よりお祈り申し上げ、答辞とさせていただきます。
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2年間で学んで身につけたことを思い出し、明日からはそれぞれの道を切り開いていって欲しいと思います。そして、いつでも学校に遊びに来てください。
2012-03-08
2012-03-07
2012-03-06
2012-03-05
2012-03-02
2012-03-01
3月になりました!
学校には卒業を控えた2年生が、
社会人となるための心得を先生から伝授してもらうべく登校してきたり、
苦戦していた就職活動に終止符が打たれて、喜びを分かち合ったり(昨日のブログを参照ですよ!)
まだまだぁ~!と気合をいれて就職活動に取り組んだり…と結構な人数の学生が来校しています。
1年生も就職活動が開始されていますので、学校に来ては求人票とにらめっこしていますよ!
学生の姿をみるたびに嬉しくなってしまいますが3月9日は、いよいよ卒業式です。
泣いたり笑ったり、はしゃいだり怒ったり(!)しながら一緒に過してきた2年生が卒業します。
まだ、すこしだけ時間がありますが、そのことを考えるだけで私は涙がでそうです…
良い卒業式になるように着々と準備をおこなっています。
卒業生を見送るのは寂しいですが、晴れ姿を楽しみにしていますね!