2008-11-13

尼崎と近松門左衛門

こんにちは、良い水です。


今日は、中間テストの終了日。
学生はテストが終わり、一息つくところでしょうか。
私は出張のため、学生のそのような様子を見る
ことはできませんでした。


出張は尼崎市内でした。その合間にお弁当を
食べた公園を紹介します。
その名も「近松の里 近松公園」です。


曽根崎心中等の不朽の名作を残した、
近松門左衛門の墓があるお寺と、遺品を展示する
近松記念館を中心に整備された緑豊かな公園です。

小川のせせらぎと池などが配置された回遊式の
日本庭園になっており、春には梅の花や桜の花が咲き、
秋には落葉樹やもみじの紅葉など、都会の中の公園とは
思えないほど四季折々に自然の豊かな風情を楽しめます。


尼崎は「近松の街」とも言われます。
皆さん、一度 足を運んでみてはいかがですか?





2008-11-12

中間試験真っ最中!

こんばんは♪
環境校のふくろうです。

昨日は高校での出張実験会の
にぎやかな様子をお知らせしましたが、
本校では後期中間試験の真っ最中。
学生たちは真剣な表情で
試験に取組んでいます。

「よっしゃー、できたぞー」
「先生、採点は甘めにして~」
試験のできは様々なようです。

試験の時期には、
私たち教員が帰宅する時にも
駅前で数人で歩いている学生の姿を
ちらほらと見かけます。

「どうしたの?」
とたずねると、
「○○君の家でみんなで勉強するんです。」
楽しそうにそう答えます。

よく見るとスーパーの袋(もしくはエコバッグ)に
お菓子と飲み物をいっぱいにしています。
しっかり勉強するんだぞ~。

2008-11-11

西宮北高校 出張実験会

こんにちは!いきなり寒くなって体調を崩しかけたまかろんです。
皆さんは大丈夫ですか?外から帰ってきたら、うがい・手洗いをお忘れなく!

さてさて、実は今日、ええ土先生、木の根先生、ふくろう先生、まかろんの4人で、お昼から西宮北高校へ行ってきたんです。
何をしに行ったのかって?それは『出張実験会』をしに行っていたのです!!
出張実験会とは、環境に関する簡単な実験を行い、高校生の皆さんに環境についてもっと興味をもってもらおうというもの。
4人の先生で担当した実験テーマはそれぞれ異なるのですが、私まかろんが担当したのは『身近な食品の分析』というテーマです。
「食品の分析って、環境と関係ないんじゃ…」と思われた方がいらっしゃるかもしれませんが、食品の安全を守ることは私たちの「生活環境」を守ることに繋がるんです。

他には「身近な山の自然度とCO2吸収量を調べよう」、「桜の葉から桜色!草木染め入門」、「水道水の残留塩素 身近なもので酸化還元」とバラエティーに富んだ4テーマを行いました。
皆さんキャアキャアワイワイ言いながら、和気あいあいとした雰囲気で実験が行われました。
最後には生徒さんから「とても楽しかった」「変化にビックリした」などの意見が聞かれ、皆さん満足してくれたみたいで嬉しいです。

このように、環境学園では高校と協力して環境教育を進めています。
もしかしたら、次はあなたの高校かも!?


上の2枚の写真は、まかろんが担当した実験の写真です。
左は人工いくらを作る実験。すごく簡単にできちゃうんです。
「人工いくら」なるものがこの世に存在することを知らなかった生徒さんはショックを受けていました…
右はおいしいプリンを見抜く実験。ご家庭にある、とある薬品をプリンにちょちょいとふりかければ…
あら不思議!ある成分(本来ならプリンに入っていない成分)と反応すると、写真のように青紫色に変わるんです!
これには生徒さんもビックリ!「ギャー!私のプリン、色変わった~!!」など大騒ぎでした☆

2008-11-10

甲子園のツタ 紅葉

紅葉がきれいな季節になりました。
環境学園でも、ツタ(ブドウ科ツタ属 Parthenocissus tricuspidata)が紅葉しました!きれいですね。

現在、甲子園球場を覆っていたツタはリニューアル工事のために伐採されて、球場はツタ柄の防音パネルで覆われています。


実はこの写真の苗、甲子園球場を覆っていたツタを研究のために譲り受け、環境学園で栽培しているものなのです。

去年の卒業研究では、甲子園球場のツタの成長促進に関する研究を行ないました。近い将来、甲子園球場にツタが植えられたときに、少しでも早くもとの姿に戻って欲しいですね。

体験実験会の時に、この甲子園のツタを是非のぞいて見てくださいネ

2008-11-07

冬の気配

11月に入り、日に日に寒くなってきましたね。

先週頃から、学校の教務室の机で仕事をしていると、外から
ヒッ、ヒッと甲高い声がよく聞こえてきます。
さて、この声の正体が何かということ、ジョウビタキという鳥の
鳴き声です。





↑こちらがジョウビタキ。写真は♂です。
♂は胸部から腹部にかけて赤レンガ色をしており、なかなか
鮮やかな鳥です。♀はもっと地味な色をしていますが、
♀♂ともに、写真のように翼に白斑をもっています。

ジョウビタキは日本では年中見られる鳥ではなく、晩秋から春にかけて
見られる鳥です。こういった鳥は冬鳥と呼びます。
冬鳥とは、春から夏にかけて北の地域で繁殖し、秋に日本に渡って越冬をし、
春には再び北へ帰る鳥です。ですから、いま学校周辺で見られるジョウビタキも
遠い北の地域からはるばる渡ってきたばかり・・・ということです。

これからますます寒くなるにつれて、学校周辺の冬鳥たちも増えてくる
でしょう。また、ご紹介していけたらと思います。

ちなみに、今年の春から秋にかけて、学校周辺で見られた鳥たちは・・・
①ジョウビタキ ②シジュウカラ ③ヒヨドリ ④スズメ ⑤ドバト ⑥キジバト
⑦ムクドリ ⑧メジロ ⑨トビ ⑩カワウ ⑪カワセミ ⑫ハシブトガラス
⑬セグロセキレイ
いずれも、通勤途中や休憩中などに気付いたものです。
都会の中にも、以外といろいろな鳥がいるものですね。