彼は現在、山口県にある環境調査をする会社(美和環境株式会社)でアユとその生息環境の調査や分析を行っています。
会社では生物に詳しいのが彼だけなので、生物調査は彼に任されているとのこと。生物の調査だけでなく、水質の分析など、環境学園で習ったことがとても役に立ってると話してくれました。いろいろ目標を持って仕事に取り組んでいる話を聞き、半年前よりずいぶん成長し頼もしくなった姿を見て、嬉しい気持ちでいっぱいになりました。
今回は学会で関西に来たついでに環境学園に寄ってくれました。
仕事以外でも在学中にやった黒尊の実習の昆虫調査がきっかけで昆虫にも興味を持ったようで、いろんなところに足を運んで昆虫採集に励んでいて、特にオサムシ(手塚治虫の名前の由来となった昆虫)がお気に入りとのことでした。マニアックな話(交尾器とか、分類学や系統学とか、専門書とか)で盛り上がり、あっという間に楽しく時間が過ぎました。
黒尊へのお土産として、山口県にしかいないオサムシの標本(4頭ともすべて違う場所で採集しているあたりがマニアックですね)を持ってきてくれました。そのオサムシを持って写真を撮りました。