2013-09-03

樹木の土砂災害防止機能

最近、地震や豪雨などが頻発しています。
土砂災害警報などが発令されている地域も多いと思います。
身近にある山々もいつ崩れてくるかわかりません。
近くに山や斜面などがある方々は十分注意なさってください。

ところで環境学園では、土砂災害につよい森づくりを学んでいます。
六甲砂防事務所から「森の世話人」として委託を受けて、樹木の手入れなどを行っています。
根を深く伸ばす樹木を多く育てることで、土砂崩れが起きにくい森をつくることができます。

しかし、人間が手を入れていても、あまりにも斜面がきつかったり、地質が弱いところでは、樹木の根の力では、防ぎきれないこともあります。

そこで、私たちの活動地である地球の恩返しの森では、急斜面のところのみに、大きな樹木を残した状態で人工の杭を地面に打ち込むという工事を行うことになりました(六甲砂防事務所HP:中段)。この工法は、樹木を残したまま工事ができるので、環境にも優しいですね。

地球に恩返しの森の工事の様子なども、報告していきたいと思います。お楽しみに!