2012-08-31

環境委員会・緑化チームの活動のようす



本校には環境委員会という学生主体の集まりがあります。
これは学生が中心となって環境保全の取り組みをおこなうもので、現在、雨水チームと緑化チームが活動中です。今回は緑化チームの活動のようすをお伝えしましょう。

緑化チームでは、校舎の西側にあるグランドにてヒマワリ、サボテン、トベラ、タデアイなどの管理をしています。もちろん学生が苗植えや種まきをしたもので、それを定期的に世話しています。夏休みといえど、登校して水を与えなくてはなりません。

そんな中、ひときわ存在感を出しているのが大きく生育しているのヒマワリ。まだ花を咲かせていないので、見ごろは9月になりそうです。後期の授業が9月10日からスタートするので、もしかしてそれに合わせてくれているのか・・・
学生が心をこめて育てている草花、よかったら見てあげてください!

2012-08-30

全国環境自治体駅伝(9月12日)

まだまだ残暑が厳しいですが、みなさんいかがお過ごしですか?早く秋になって欲しいけど、まだ夏休みを満喫したいと思っている学生が多いかもしれませんね。

今日は、6月に行いたいへん好評でした、全国環境自治体駅伝のお知らせです。

今回は、自然豊かで本州とは生物相がかなり違う沖縄県の方に、沖縄県の自然保護行政についてご講演いただきます。

タイトル:「沖縄県の自然保護行政について」

ご講演者:環境生活部 自然保護課 自然保護班 班長 渡嘉敷彰 様

暑い沖縄県から熱いご講演をいただく予定です。本校には沖縄県出身の学生も在籍しておりますので、改めて地元の行政について知り、 地元の良さを知ってもらえたらと思います。

また、生き物好きにはあこがれである沖縄県の自然保護行政を知ることができる良い機会ですので、ご興味のある方は是非ご参加ください。一般の方のご参加も大歓迎(無料)です。

日時は9月12日(水) 13:20~15:00
場所は環境学園専門学校 202教室
参加申し込み先は
TEL:06-6412-8461
FAX:06-6412-8471
e-mail:info@kankyo.ac.jp

準備の関係で、一般の方は事前にご連絡いただけましたら幸いです。

2012-08-29

829

8月29日   それは  焼き(8)肉(29)の日

「全国焼肉協会」が定めた記念すべき日であり、焼き肉好きの私にとっても
重大な一日であります。ニンニクをたっぷり効かせた辛めのタレに焼いた肉
を浸すあの瞬間。至福の一時ですな。

さて、お肉をいただくときの重要時候。それはしっかり中に火が通るまで焼く
こと。食虫毒の原因となるカンピロバクターや腸管出血性大腸菌を殺菌する
には中心部を75℃以上で1分以上加熱することが必要とされています。

この世の中いろんな菌が存在しますが、本校の特にバイオロジーコースでは
菌の培養技術について学びますので、このあたりのことについても詳しく学び
ますよ。

ちなみに上の注意事項は衛生研究所の職員の方が口を酸っぱくして繰り返し
言われてたことです。 レバーは「焼いて」食べましょうね!

2012-08-28

ペットボトル水耕栽培

家庭でもできるペットボトル水耕栽培を紹介します。

①2Lのペットボトルを用意します。
  ※500mLでも1.5Lでもできますが、大きい方が根を良く張ることができるため2Lがいいでしょう。




②飲み口部分から3分の1くらいの所をはさみで切り、飲み口に使わなくなったタオルの切れ端などを入れる。
  ※この際、手を切らないように気をつけましょう。タオルではなく、不織布をつかったりするやり方もありますが、タオルでも十分育てることができます。廃物利用と環境(エコ)の観点から今回はタオルでやります。



③飲み口から3分の1切り取った部分をペットボトルに突っ込みます。
  ※この際、タオル部分がペットボトルの底に到達するように注意します。また飲み口の上に出てくるタオルは下から吸い上げた水を土に供給する大切な部分です。短くなりすぎないように注意しましょう。



④赤玉土(小粒)を入れます。
  ※この際、飲み口の穴に入れたタオルが細すぎたりして隙間があると、下に土が落ちてしまいます。タオルが飲み口の穴をふさいでいるようにすれば大丈夫。もしも隙間があるようならば、緩衝剤の「プチプチ」やレジ袋の切れ端などで飲み口部分の隙間を防ぐといいでしょう。


⑤土の上に種をまき、そっと水をやります。
  ※水の量ですが、さかさまにしたペットボトルの飲み口よりも少し下あたりまでやりましょう。それよりもたくさん水をいれると、水に浸かった土の部分が酸素不足になってしまいます。下にたまった水をタオルが吸い上げて、上の土に水分を供給してくれます。最初は水が濁りますが、泥の粒子がだんだん下に落ちてくるので、しばらくたてば水もきれいになります。気になるようでしたら、土をふるいにかけて、細かい土を落としてから利用するといいでしょう。


⑥土が乾燥してきたら、水をやります。

※植物の種類や時期にもよりますが、1週間で下の写真のようになりました(根がタオルを伝って下の部分まで到達しているのが見えます)。支柱をたててからませるように育てましょう。本葉が出てきたら、液体肥料を与えましょう。




環境学園では、このペットボトル水耕栽培を使って、植物工場、水耕栽培、LEDを使った栽培、植物の育成、管理等に関する講義も行っています。安定した食料の供給も、環境分野の重要な一部分です。このような分野で地球環境の保全に貢献したいと思った方は、ぜひ環境学園の学校説明会に参加してくださいネ!

2012-08-27

先輩と後輩の絆

 猛暑が続いていますが、就職活動真っ最中の2年生は、暑さに負けず頑張っており、明日が企業の施設見学という学生もいます。

 彼らの活動先は、神戸市にある廃棄物の処理やリサイクルなどを行なう企業。多くのグループ企業をもち、神戸だけでなく、近畿や中部地方の各所で再資源化を重視した環境事業を展開しています。
 実はこの企業、本校の卒業生が数多く活躍しているのです。明日の見学でも在校生は多くの先輩たちの姿を見ることになるでしょう。その先輩の一人、Tさんを紹介します。


 Tさんは、現在、三重県にあるリサイクルセンターに勤務しています。

 このセンターでは、廃棄物の収集から処分までのシステムを適正運用しつつ、資源循環のための様々な取り組みを行なっているそうです。
 サーマルリサイクル施設ではフロンの破壊ができ、焼却灰などを再資源化する焙焼炉では汚染土壌の無害化が可能だそうです。また、電気機器リサイクル、プラスチックリサイクル、炭化施設、完熟堆肥型コンポストなど、数々の再資源化施設を備えており、さらに、地域への貢献を兼ねて、農業法人にも参画しているそうです。
 このリサイクルセンターだけでも、たくさんの本校卒業生が活躍しており、Tさんも、先輩や後輩と一緒に日々仕事に励んでいます。

 Tさんも含め、卒業生の皆さん! 明日、在校生たちが見学に行きますので、案内や指導など、宜しくお願いします。

2012-08-24

生徒が喜ぶ環境実験会(第2回)-カルシウム七変化-

本日は、高校の先生を対象とした「生徒が喜ぶ環境実験会(第2回)-カルシウム七変化-」が本校で開催されました。


多くの先生方にご参加していただけました。
なかには、生徒さんを4名も引率して参加してくださった先生もいました。

実験の内容としては
 なごやか先生による「チョークの粉で水質浄化と資源回収」
そして私アップルによる「人工イクラを作ってみよう!」と「豆腐を作ってみよう!」です。
どの実験にもカルシウムを用いています。

多くの参加者の方々を満足させるべく、我々教員も一丸となって全力で挑みました!


上の写真は、細かなフォローを行う火水先生です。

さてさて、実験の様子はというと





みなさん真剣に、そして楽しそうに質問したりと情報交換をしながら実験をすすめていました。
すこし盛り上がりすぎて予定時間をオーバーしてしまいましたが、充実した実験会でした!


最後は全員で座談会を設け、様々な質疑や情報交換をしました。


参加した高校生の方たちも気になることを質問したりと盛り上がりました!

最後になりましたが、参加者の方々の感想を一部紹介します。
・3時間という短い時間で身近なものを使い、あらためて科学の楽しさが分かった。
・豆腐作りが楽しかったです!
・身近なもので実験ができるというところが文化祭で使いやすい。
・チョークの粉を使ってこんな面白い実験ができるのかと驚きました。
・身近な実験ができるので、また参加したいと思います。
・今後は生徒を参加させたいと思います。
・生徒が喜んで実験に取り組むことが予想できる。
・学校に戻ってこの実験をやってみようと思います。



みなさん、本当にありがとうございましたー!
気になることがありましたら、本校まで気軽にご連絡ください。

環境学園専門学校
兵庫県尼崎市道意町7丁目1番12
TEL:06-6412-8461
FAX:06-6412-8471
E-mail:info@kankyo.ac.jp

2012-08-23

卒業生来校



今日、この3月に卒業したばかりのT君が来ました。元気そうな顔を見てとても嬉しかったです。彼は、分析機器の販売で大手のクロマトサイエンスにこの春就職したばかり。科学機器の技術営業マンとしてすっかり成長して、最新の分析技術についていろいろと教えてくれました。写真は、火水先生とアップル先生に営業しているT君。彼の技術情報にすっかり興味を惹かれた火水先生とアップル先生。T君、もうひと押しですよ。最後にアップル先生に、テク3人組の写真を撮っていただきました。私が手に持っているのは、クロマトサイエンスさんが自社開発したHPLCカラムのカタログです。T君は、来年のOB交流会に来てくれると約束してくれました。1年生のみなさん楽しみにしていてね。T君、これからも新しい技術情報を持って、営業しにきてください!

2012-08-22

野球部の活躍!

8月22日、本校の軟式野球部が「関西専門学校軟式野球選手権大会」の初戦に臨みました。
対戦相手は強豪・大原スポーツ&メディカル専門学校大阪校さん。
初回から先制点を奪われる苦しい展開となりましたが、キャプテンでエース・4番のZ君が好投。捕手のK君の好リードにも支えられました。守備ではセンターのY君、ショートのT君の好守がキラリ。
打撃では2番Y君、9番K君の好打がチームに勢いをつけました。
しかし結果は1-5。惜しくも敗れました。
この大会は関西の専門学校17校がトーナメント形式で対戦するもの。1回戦敗退となりましたが、強豪相手に熱戦を繰り広げた本校のナインに、スタンドから惜しみない拍手が響きました。

 捕手のK君。好リードを見せた。

4番Z君。この日は快音が響かなかった。

 唯一、女子でベンチ入りしたKさん。ランナーコーチとして活躍。

 エースZ君。立ち上がりに苦しんだが、ひとりで投げ切った。

鉄壁の二遊間。中央:セカンドS君、右:ショートT君

 初ヒットを放ったラストバッターのK君。思わずガッツポーズ!


 Y君の外野の頭を越える3塁打。その後、相手捕手のパスボールのすきにホームを踏んだ。

ファーストとして内野手をまとめたS君。元ラガーマンだ! 

 ピンチヒッターのKさん。ピッチャーゴロに終わった。
捕手のK君がタイムをとり、疲れの見える投手を励ます。 


 ゲームセット
試合後のグランド整備 

応援団長のS君。スタンドでの声援はナインにガッツを与えた。 

 球場の外で記念撮影。
 試合前のアップ。
 こちらも試合前のアップ。
 スタメン発表。
攻走守で大活躍のY君。

2012-08-21

予告!

きたる9月12日(水) 13:20~15:00  全国環境自治体駅伝の記念すべき
第30走者 沖縄県環境生活部自然保護課の講演が本校202教室にて開催され
ます。

ここで解説「全国環境自治体駅伝」とは。各都道府県の環境政策担当者を
講師として本校にお招きし、最新の環境政策について講演をしていただく
講演会です。

本州とは違った、沖縄の亜熱帯性気候独特の自然環境の保護について講演
していただきます。

一般の方も聴講可能です。お申込み問い合わせは下記までお願いします。


環境学園専門学校 全国環境自治体駅伝係
660-0083 兵庫県尼崎市道意町 7-1-12
TEL  06-6412-8461
FAX  06-6412-8471
E-mail  info@kankyo.ac.jp

2012-08-20

雑草調査と企業訪問活動

今日も夏休みですが、学校には就職活動や環境委員会(緑化)の学生たちが来ています。

下の写真のA君は、環境委員会で育てているヒマワリ等の植物への水遣りと雑草抜きをしながら、雑草の名前を調べています。雑草といえど、すべて名前がついています。また、植物の種類によって適した環境も変わるため、雑草を調べることで環境を推測することができます。

また、夏休みに行った学生がグループごとに環境に対する取り組みを行っている企業への訪問活動についても報告をしてくれました。A君のグループは害獣、害虫などの駆除を通じて環境保全を行っている㈱シー・アイ・シーに訪問させていただきました。失敗はあったみたいですが、いろいろなお話をお聞きすることができ、とても充実した様子でした。ご対応してくださった方々にお礼申し上げます。ありがとうございました。

後期の授業では各グループでの訪問内容について発表を行い、環境に対する取り組みに関する内容を学習し、就職活動の基礎となる企業研究に役立てていく予定です。



2012-08-17

京都で活躍する卒業生


 昨日は、五山送り火。大勢の人が京都を訪れたようです。そこで、今日は京都で活躍する卒業生 Yさんを紹介します。


 Yさんが勤務するのは、化学工業製品の製造などを行なっている会社の京都工場。そこで、会社のメイン商品である、エアゾール製品の製造に携わっています。

 エアゾール製品とは、内容物が、液化ガスや圧縮ガスによって、容器外に霧状や泡状に放出される製品です。殺虫剤や消臭スプレーなど、私たちの身近にも、沢山のエアゾール製品があります。

 エアゾール製品をつくるうえで重要なのが環境への配慮。噴射剤として用いられる液化石油ガスやエタノールを減らして、空気や窒素や水など、環境にやさしいものに置き換えたり、容器をコンパクトして噴射剤を減らすような研究が進められているそうです。もちろん、容器の素材も、再生プラスチックにしたり、リサイクルしやすいアルミニウムやスチールにしたりして、環境を配慮した製品づくりに取り組んでいるそうです。

 身近な製品にも様々な環境への工夫がされているのですね。

 頑張れYさん。伝統の街、そして、地球温暖化防止会議(第3回気候変動枠組条約締約国会議)の開かれた街、京都で、地球に恩返しだ!

2012-08-16

草木染の作品公開!

去る8月2日(木)に開催した「第1回生徒が喜ぶ実験会~いにしえの草木染を科学する~」では、参加された高校の先生方がすばらしい作品を作られました。
今回はその一部を紹介します。





次回は、以下の内容で行います
興味がある高校の先生方、お気軽にお問い合わせください。

第2回生徒が喜ぶ実験会~カルシウム七変化~
日時:8月24日(金) 13:00 - 16:00
場所:環境学園専門学校
住所:兵庫県尼崎市道意町7丁目1番地12
TEL :06-6412-8461
FAX:06-6412-8471
E-mail:info@kankyo.ac.jp

2012-08-15

イミテーション食品

お盆休みまっただ中、みなさんお元気ですか?
環境学園専門学校では、お休みをいただいている教員もいますが、それぞれ夏休みの間にやらなければいけないことがたくさんあります。
学生のみなさんも夏休みのあいだにやるべきことをやりましょう!
長いようで短いです。悔いのないように!

さてさて、私も実験室でこそこそとやっています。


黄色で、つぶつぶしたものを作りました。
クラゲではありません。こう見えても「人工イクラ」です。
普通に作っても・・・ということで家庭にあるエスニックな調味料で味付けしてあります。
この後、あることをすると・・・!!

このような実験を、高校の先生方向けに行います!
興味がある方は本校までお問い合わせください。

第2回生徒が喜ぶ実験会~カルシウム七変化~
日時:8月24日(金) 13:00 - 16:00
場所:環境学園専門学校
住所:兵庫県尼崎市道意町7丁目1番地12
TEL :06-6412-8461
FAX:06-6412-8471
E-mail:info@kankyo.ac.jp

2012-08-14

豪雨

今日の明け方、すごい雨が降ってましたよね。みなさんの地域ではいかがですか?被害がないことを祈ります。阪神地域では通勤時間帯にはほとんどおさまって、私は普通に自転車で通勤してきました。気の毒なのは風切先生です。京都から通勤していらっしゃる風切先生の乗った電車は、途中で土砂流出のため立ち往生。車内で3時間半待ったそうです。風切先生がやっと学校に到着したのは午後でした。授業がなくて良かった、と風切先生の一言。気象庁によれば明日にかけて、九州、北陸、近畿、東海で猛烈な雨が降り、土砂災害や河川の増水に警戒が必要だそうです。最近、極端な気象による自然災害が多いですね。気象庁の予測では、温暖化により大雨の発生数が日本近辺で増加するほか、6月から9月にかけて降水量も増加するそうです(図)。温暖化が進むと水蒸気の量が増え、大気と海洋の間のエネルギーバランスに地球規模の影響を与えることが考えられます。みんなでどうしたら温暖化ストップできるか考えましょう。
 日本の陸上における月降水量の将来(2081~2100年の平均)と過去の再現結果(1981~2000年の平均)

2012-08-13

盆休み真っ只中

世間は盆休み真っ只中ですが、環境学園はいつもどおり開いています。

先生たちは、就職活動で朝から学校にくる学生の対応や、実験・授業の準備などをしています。

準備は時間もかかり大変ですが、楽しんで取り組んでくれる学生たちを想像して、どんな内容が盛り上がり、就職につながるかを考えながら作るのは楽しいことでもあります。

学生のみなさんは後期からの実験・授業を楽しみにしていてくださいね。

2012-08-10

教職員による大掃除

前期の授業が終わりましたが、9月から後期の講義・実験に向けて、本日は教職員全員で大掃除を行いました。普段よく見えるところや清掃を行っているところ以外の見えにくい箇所、普段手が届かないところまで、隅から隅まできれいにしました!
後期からしっかりと清掃された校舎の中で授業ができると思うととてもウキウキしてきました。みんなの充実した笑顔をご覧ください!