先日、一般財団法人 日本緑化センターより、樹木医補資格養成機関の登録の通知に関する文書が届きました。これで、本校の自然環境保全学科の森林緑化水域コースを卒業し、認定されると樹木医補の資格を取得することができます。
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樹木医補資格養成機関の登録の通知を受け取り喜ぶ木の根
そもそも、樹木医ってどんな資格なのでしょうか?
一般財団法人日本緑化センターのホームページによると、
「樹木医とは、樹木の診断及び治療、後継樹の保護育成並びに樹木保護に関する知識の普及及び指導を行う専門家です。」
とあります。緑のお医者さんといったことでしょうか。ただ、内容としては、樹木医学だけでなく、樹木に関する総合的な幅広い知識が問われることになります。
また、この資格を取得することで、造園関係や研究職、コンサルタントに関する職業についている人が多く取得しています(参考URL:
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E6%A8%B9%E6%9C%A8%E5%8C%BB)。
樹木医補という資格は、どのような資格なのでしょうか?
樹木医の資格は、受験資格として実務経験が7年も必要なのです。
この7年というハードルがあるために受験することすらできない人が多くいます。
しかし、
樹木医補を取得すると、樹木医を受験するために必要な実務経験が7年から1年に大幅に短くなります。
そのため、いち早く樹木医として活躍したい方にはお薦めです。
樹木医補になった後は、どうすれば樹木医になれるんでしょうか?
樹木医になるための手順の一例を以下に示します。
環境学園専門学校の自然環境保全学科 森林緑化水域コースで2年間学び卒業
↓
☆樹木補の資格を取得☆
↓
就職して、
1年間実務経験を積む
↓
1次審査(筆記試験及び業績審査)
↓
2次審査(樹木医研修、面接、資格審査)
↓
☆樹木医の資格取得☆
樹木医補になったとしても、その後、樹木医になるまでに数々の審査があるということですね。詳しくは、
日本緑化センターのホームページを参照ください。
カリキュラムとしては、現在の1年生が卒業する時に樹木医補が誕生するという事になります(残念ながら現在の2年生は取得できません)。
養成機関に認定されたことで、後期からの樹木医関連科目の授業準備に力を入れねば!と身が引き締まる思いです。本校から一人でも多くの樹木医が誕生してほしいな~♪