本日は、企業見学会でした。企業見学会とは、本校の授業で学んでいることが、実際の企業の現場でどのようにいかされているかを学ぶ学校行事です。
わたくし木の根は、2年生の自然環境保全学科の学生達を尼崎緑化公園協会(上坂部西公園)に引率してきました。本日はその内容を紹介したいと思います。
訪問先で学ぶテーマは「公園管理の業務」についてです。
写真をご覧ください。
まずは座学。緑地の管理だけでなく、様々なイベントや講習会、ボランティアなど、さまざまな業務があることを学びました。私が一番印象に残ったのは「ただ管理するだけではなく、それぞれの公園の特色を生かして他にはできない取り組みを行っていく」というお言葉でした。学生たちも、職員の方の緑と花の普及に対する熱い想いとエネルギーを受け取った様子でした。
つる性植物のコーナーです。まだ成長途中ですが、大きくなったらみどりのトンネルになるでしょう。尼崎では、壁面緑化に力を入れているんですよ。
温室の中も見学させいて頂きました。写真の右下のサボテンは花が咲いています。特別にサボテンの種子も見せて頂きました。他にも様々な植物を見学しました。
園内で管理されている珍しい樹木の名前や特徴、利用法などを解説頂きました。非常にたくさんの種類の樹木が植栽されていました。とても勉強になりました。
剪定などで出てきた廃材をウッドチップにして、園路の資材としてリサイクルしています。環境にやさしい園路です。ふみ心地もとてもよかったです。
風で倒れた大木です。大きな木が倒れた場合の対処法や倒れやすい木の種類などを教えて頂きました。
他にもまだまだ紹介したいのですが、今日はこのへんにしておきましょう。
この見学会を通して公園管理のやりがいや楽しさ、苦労、奥深さを学ぶことができました。学生の皆さんは、これから緑を守り、育てる仕事等に生かしていってくださいね。
最後になりましたが、尼崎緑化公園協会の方々、どうもありがとうございました!