2014-06-05

全国環境自治体駅伝第37走者-栃木県-

環境学園の公開授業「全国環境自治体駅伝」が栃木県の環境森林部地球温暖化対策課の松本課長補佐をお迎えして行われました。松本様が受け取ってくださったのは駅伝第37走者のタスキです。ご講演は、「栃木県における水力発電の普及拡大のシナリオ-靴下はなぜ片方だけなくなるのか-」。栃木県の自然環境特性を生かした再生可能エネルギーのお話、特に豊富な水資源を水力発電に利用するための普及対策についてお話くださいました。新エネルギーとして小規模水力発電が全国的に注目されていますが、栃木県は小規模水力発電の普及をリードしている県です。そのユニークな取組を進める担当者として松本先生のお話は、熱意と迫力を感じるものでした。学生たちも松本先生の熱意に答えるように、次々と手を挙げて発言していました。松本先生からは、学生たちの熱心さに感銘を受けた、との一言をいただき私も嬉しく思いました。特に最後の質問、「靴下はなぜ片方だけなくなるのか?」に回答した1年生のTくんは見事でしたね。今回のお話をきっかけに、学生たちは地球環境問題とその対策や動向についてますます関心と理解を深めて行くことと思います。松本先生、どうもありがとうございました。栃木県の駅伝のタスキは、次回の東京都に受け継いでいただくことになっています。


栃木県の松本先生は時々クイズを交えながら水力発電普及対策を詳しく説明してくださいました。  
学生たちも積極的に発言しました。

質問に正答してご褒美をいただきちょっと嬉しかったです。