2016-04-20

卒業生の指導によるベントス実習

本校卒業生(19期生)のSさん。現在は兵庫県内の環境コンサルタント会社の研究員として、ベントス(水生昆虫・甲殻類などの底生動物)の調査などで活躍されています。
 
4月15日、Sさんのご好意で、動物生態調査コースの2年生を対象に、ベントス調査の手法と同定(分類上の種名を決定すること)方法をご指導くださいました。
 
実習では、国交省が実施している「河川水辺の国勢調査(生物調査)」のマニュアルに従った実践的手法を、室内講義やフィールドワークなどを組み合わせて丁寧に解説。この実習の結果、学校のそばを流れる武庫川下流部に、カゲロウ類、トビケラ類、カワゲラ類、ヒラタドロム類などの水生昆虫が多数生息していることが分かりました。
 
実習の合間には、Sさん自身の学生時代の経験談や内定をとるまでの苦労話もとびだし、これから就職活動と大学編入学の勉強を本格的に始める2年生にとっては、貴重な時間だったに違いありません。なによりS先輩の熱い情熱に心打たれたことでしょう。
 
2年生のみなさん、Sさんのような環境保全のプロフェッショナルを目指し、勉強とフィールドワークに励んでくださいね。期待していますよ。
 










2016-03-16

卒業研究発表会を振り返る


先日卒業していった20期生。卒業式でみんなの顔を見ながら、卒業研究発表会には驚かされたなあ、となつかしく思い出していました。何に驚いたかって、出来が良くてびっくりしたのです。世間一般から見て出来が良い、と言い切れるかどうかは別として、一週間前のリハーサルからの上昇カーブのものすごさは、想定を超えるものでした。ドタンバで見せた20期生のしぶとさと強さは、卒業後の伸びを予感させるものでした。発表会に来てくださったお客様のアンケートでも、学生の研究への熱意や講演への真摯な態度、1年生の活発な質問へのお褒めの言葉をたくさんいただきました。教科の勉強だけでなく、各研究グループで夜遅くまで調査・研究し、その結果をみんなの前で発表する経験は、精神力や忍耐力をつけることにもつながり、きっと社会で役に立つと思う、と書いてくださった保護者もいらっしゃいました。多分、本人たちは気がついていないかもしれませんが、卒業研究に打ち込み、壁にあたり、解決方法を見出して壁を乗り越えた経験により、この数ヶ月の成長は著しいものがあったと思います。伸びしろ無限大の20期生の皆さん、自信を持ってこれからも明るく頑張ってください!

学外の方へ。環境学園卒業研究発表会要旨集をご希望の方は、環境学園まで電話またはメールでお問い合わせください。
 
発表順を待つ間、ふざけつつも緊張を隠しきれない
最初のグループが元気よく発表を開始。乳酸菌による腸内環境改善についての研究です。
1年生の質問が活発で感心。来年の卒業研究が楽しみです。

20期生卒業おめでとう!



環境学園専門学校の第20回卒業式が挙行されました。当日は穏やかな天気に恵まれ、たくさんの保護者やご来賓、在校生、職員に見守られ、元気に卒業していきました。卒業式では、優秀な卒業研究として、尼崎の森中央緑地における鳥類の生息状況」が尼崎市長賞を授与され、乳酸菌飲料と食品の組み合わせによる腸内環境の改善」が環境新聞社賞を授与されました。式後は、その尼崎市長賞受賞記念講演がありました。講演会では、卒業研究の辛かったことや楽しかったことが紹介されたり、研究チームのメンバーがお互いをたたえ合ったり、そんな話しぶりの中に、卒業研究を振り返ってメンバーたちの満足感や達成感を感じました。そのあとは、思い出深い教室で、1年生が心を込めて用意した卒業記念パーティー。学校でお酒を飲める唯一の機会です。私も卒業生の皆さんと楽しく乾杯し、大いに喋りながら、もうみんな学校を去っていってしまう事実にちょっと感傷的になっていました。

今年の卒業式は、東日本大震災の5周年の記念日にあたりました。犠牲になられた方々、今も苦しんでいる方々のことを思いながら、20期生の皆さんがこれからの日本をもっと明るく希望に満ちた国にするためにきっと頑張ってくれるだろう、と確信しました。卒業生の皆さん、またいつでも学校に遊びに来てくださいね。待ってます!

厳粛な表情で式に臨む20期生の皆さんです
環境技術保全学科代表のTくんに卒業証書授与
自然環境保全学科代表のMくんに卒業証書授与
見事Oくんが職業教育・キャリア教育財団から表彰されました
Yくんは兵庫県 専修学校各種学校連合会 会長賞を授与されました。
もっとも優秀な卒業研究に送られる尼崎市長賞を受賞した学生たち
優秀な卒業研究に送られる環境新聞社賞をチームメートを代表して受け取るNくん
優しく接してくれた先輩たちとの思い出を送辞で語る在校生代表のYさん

Aくんは、この2年間での成長を爽やかに答辞で振り返りました。
目録を読み上げるHさん。ありがとうございます。大切に使いますね。
尼崎市長賞受賞研究の講演者一同。その自信でこれからも頑張れ!
卒業記念パーティー楽しかった。女子学生が綺麗で見違えちゃいます。








2016-02-17

国内研修旅行3日目

 1年生の国内研修旅行も、今日で3日目。いよいよ最終日です。

 鳴門の海を一望できるホテルで、朝風呂と朝ご飯を済まし、バスに乗車。南へ向かいました。
 今日の最初の研修先は、美波町にある日和佐うみがめ博物館カレッタ。カレッタとは赤海亀の学名。なんと、美波町の海亀研究は、昭和25年から始まっているそうで、日和佐中学校での活動に端を発しているそうです。
 そんな歴史やウミガメに関する様々なお話に、1年生は熱心に耳を傾けていました。



 ウミガメへの餌やり体験などをし、隣接するうみがめ荘で昼食をとった後、バスは北上。板野郡の藍住町に向かいました。
 藍住町は、その名のとおり、藍染で有名な町。ここにある藍の館で、今日2回目の、そしてこの旅行最後の研修、藍染体験をしました。



 藍染に微生物が重要な役割をしていることを知らなかった1年生も多く、職員の方の説明を熱心に聞きながら、自分たちの手でハンカチを染めました。中には、手も染めた学生もいて、皆、大盛り上がりでした。

 今回の2泊3日の研修旅行。1年生の皆さんにとって、良い勉強、そして、思い出づくりになったようです。お世話になった方々に深く感謝いたします。ありがとうございました。