2015-11-01

環境学園公開講座 全国環境自治体駅伝第42走者の講演会が催されました。



環境学園の公開講座「全国環境自治体駅伝」。今回、第42走者のバトンを引き継いてくださったのは、愛媛県の水口先生です。テーマは、「えひめ環境新時代に向けて-バイオマス利活用推進-」。

地域の特性を活かした、地産地消のバイオマスエネルギー利用についてお話いただきました。愛媛県特産のみかんですが、ジュースの搾りかすを原料にバイオエタノールを製造しているそうです。バイオディーゼルについては、国内トップメーカーが県内にあり、連携して普及促進を進めているのだとか。技術開発もさることながら、社会全体の環境意識の高まりがバイオマスエネルギーの普及に欠かせないこともお話いただきました。

本校の卒業生には、バイオマスエネルギーの関連企業で活躍している人たちもいます。今回のご講演を聞いた学生たちの中にも、きっとその分野に就職する人が出てくるはず。また、水口先生のおっしゃったように、バイオマスエネルギーが利用されるためには、企業などによる技術開発だけでは不十分です。社会全体のバイオマスエネルギー利用への関心を高め、循環型の経済が成り立つ社会になるために貢献できる学校でありたい、と思いました。

次回の全国環境自治体駅伝は、11月25日(水)。第43走者としてバトンを引き継いてくださるのは山口県の古賀先生です。干潟の環境保全に関するテーマでご講演くださる予定。乞うご期待です!

駅伝第42走者 愛媛県の水口先生です
1年生も積極的に質問
愛媛県のイメージキャラクター「みきゃん」は、ただいまゆるキャラグランプリ第一位です