2014-12-24

エコキャップで『地球に恩返し』



 学校の自動販売機の前でポーズをとっているのは1年生のTくん。手にしているのは、学生の皆さんが集めてくれたペットボトルのフタです。

 このペットボトルのフタは、エコキャップ推進協会に送られ、リサイクルされます。その売上金は、途上国の子供たちのワクチン代として使われます。1人分のワクチンは、おおよそ900個のフタに相当するそうです。

 この活動は『エコキャップ運動』と呼ばれ、神奈川県の女子高校生たちが始めたもので、約10年の年月を経て、日本各地に広まっています。

 環境学園専門学校でも約5年前からこの活動に参加しています。ペットボトルの本体は勿論、フタもリサイクルして地球に恩返しです!


2014-12-20

バイオテクニック?

「バイオの仕事」って何だと思いますか?
よく聞く言葉だと思いますが、どんな技術が必要なのでしょうか。





そんな疑問を解決するために明日12月21日(日)に仕事体験会を開催します!

特別環境の仕事体験会~水を守る・森をつくる~1.日時:平成26年12月21日(日)  13:00~16:30
2.場所:環境学園専門学校 (兵庫県尼崎市道意町7-1-12) 
3.内容:技術職の仕事【仕事でいかせるバイオテクニックを体験!】
  川や海、温泉など身近な「水」には人体に有害な微生物が存在しています。これらの微生物を検出することは、環境を守る、品質を管理・改善する仕事において重要な技術です。このバイオテクニックを体験します。

このバイオテクニックは学校で身につける必要があります。
この機会に環境学園で体験してみませんか?

申し込みはこちらから!
http://www.kankyo.ac.jp/news/important/20141201-post-8.php

2014-12-19

水質浄化と水質分析の体験実験会を行います。

明後日の日曜日の午後1時から、「特別環境の仕事体験会」があります。いつもの学校説明会とは少し異なり、環境学園専門学校の各コースに関連する職業に対応した形の実験・実習を体験していただきます。テクノロジーコースは、水質浄化と水質分析技術を体験していただく実験を企画しました。本コースの卒業生には、水質関係の仕事に就く人がたくさんいます。水は、命の源であり、限りある資源です。水資源は無限、と思ってませんか?実は、人が飲料用・工業用・農業用に利用している水は不足してきています。きれいな水を守る、汚れた水をきれいにすることは、これからますます重要になってきますよね。これからの地球を守る仕事をしたい方、環境に興味のある方、環境に興味はあるけれどもどんな職業があるのかよくわからない、という方、是非日曜日の午後、環境学園にお越し下さい。森林緑化水域コース、動物生態調査コース、テクノロジーコース、バイオロジーコースそれぞれで面白い実験・実習を体験していただきます。テクノロジーコースは、リンの除去実験です。機器分析も体験していただきます。ふるってご参加くださいね。

2014-12-17

街路樹診断の基礎を樹木医が解説

今年度、樹木医の試験に合格した「木の根」です。

次の日曜日(12月21日(日)13:00~16:30)に、「特別環境の仕事体験会」というイベントが本校で開催されます。

その中で、野外調査の仕事体験として、学校周辺の樹木診断の基礎を体験してもらう野外実習を行います。学校周辺ですが野外にでますので、暖かい服装でお越しください。
樹木医の仕事や自然関係の資格や就職先などの説明もありますよ!

樹木の診断や治療に興味のある方は、ぜひ参加してくださいね。

申込はこちらからどうぞ!(クリックすると説明会申込ページに移動します)

2014-12-05

卒業研究発表会!

12月を迎え今年も残り1ヶ月を切りました。

環境学園では2年生になると卒業研究が行われます。
学生たちが「環境」をキーワードに自らテーマを決め、その解決方法を考えました。
そしてその方法から得られた結果をもとに検討を重ねてきました。

その2年間の集大成となる卒業研究発表会のプログラムが決定しました!!
タイトルをご紹介します!!


●環境負荷の少ないニセアカシア萌芽成長抑制方法の検討
バラの病虫害抑制に対する米ぬかの効果
落花生のバイオ燃料化に適したセルロース分解法の比較
光条件による植物の機能性成分の変化
耐熱性食中毒菌の増殖を抑制する果汁
秋季の蓬川におけるマハゼの分布の偏りとその要因
広葉樹林と針葉樹林におけるイノシシの利用状況の比較
尿素を用いたバイオディーゼルの曇り点・流動点の改良
ホテイアオイとガガブタのリン吸収濃度の比較実験
バナナの皮を利用した汚水浄化の検討
尼崎市内におけるソメイヨシノの生育と土壌物理化学性
落花生の殻による身近な悪臭物質の処理
家庭系廃棄物を用いた使用済み油の処理


今年は全部で13テーマ。
学生たちは最後の追い込みをしています。
興味がある方はぜひ環境学園までお越しください。

日時:平成27年2月7日(土)9:50~16:30
場所:環境学園専門学校

2014-12-02

イベント案内 【特別環境の仕事体験会~水を守り・森をつくる~】


循環型社会の構築、大気・水・土壌環境の保全、自然との共生、地球温暖化の防止、化学物質の管理等々、環境問題の解決は現代における最重要課題のひとつです。

当然ながら、これに携わる人材への社会からのニーズは大きいのですが、いざ自分自身の就職活動となると、環境の分野が漠然として広範囲であり、分かりにくいというのが現実かと存じます。

そこで、このたび、環境技術保全、自然環境保全に関わる仕事を具体的に紹介し、併せて、その仕事に必要な知識と技術を修得する為の授業内容も体験していただける説明会を開催することとなりました。環境の仕事に興味のある方は是非ともご参加くださいますよう、ご案内申し上げます。


1.日時:平成26年12月21日(日)  13:00~16:30

2.場所:環境学園専門学校 (兵庫県尼崎市道意町7-1-12) 

3.内容:

1)技術職の仕事

・水質浄化を体験!分析機器も体験
工場などからの「水」に含まれる有害重金属はかつて深刻な公害の原因でしたが、現在は様々な技術が公害を未然に防止しています。実験では水の浄化とどれくらいきれいになったかを、分析機器を操作して調べます。

・仕事でいかせるバイオテクニックを体験!
川や海、温泉など身近な「水」には人体に有害な微生物が存在しています。これらの微生物を検出することは、環境を守る、品質を管理・改善する仕事において重要な技術です。このバイオテクニックを体験します。

2)野外調査の仕事

・街路樹診断の基礎を樹木医が解説
近年、台風等による街路樹の倒伏が問題となっており、適正な診断技術が樹木医に求められています。
実習では、学校周辺の樹木を観察し、木槌等を用いた診断を体験します。樹木医による解説もあります。

・国もおこなっている河川の生物調査実習
国が定期的に実施している生物調査に「河川水辺の国勢調査」があり、実際の調査は環境コンサルタント企業の技術者が行います。実習では、マニュアルに沿った方法で鳥類調査を体験します。


注意:暖かく動きやすい服装でお越しください。
    尚、天候により内容を変更する可能性があります。

※お申し込みはメール、電話でどうぞ。

  【お申し込み先】
       電話: (06-6412-8461)
       FAX: (06-6412-8471)
       E-mail: (info@kankyo.ac.jp)

2014-11-18

1年生の企業見学会!

だんだんと寒くなり、環境学園の所在地である尼崎市も冬らしさが見えてきました。

さて、環境学園では1年生は年4回、2年生は年2回、企業見学会を実施しています。
企業見学会とは、環境に関わる企業様を訪問し、実際の現場を見学することで、環境に関わる仕事とはどういうものか、また学校で学んでいる知識・技術がどのようにいかせるのかを知るイベントです。
さらに普段はなかなか着ないスーツを着てビジネスマナーを体験し、いつでも就職活動に対応できるよう1年生のうちから学んで行きます。

先週11/14に1年生の4回目の企業見学会が行われました。
訪問先は尼崎市にある尼崎市立クリーンセンター第2工場と資源リサイクルセンターです。


集合時間にはこの姿。
時間通りに説明が始まりました。そして工場内見学の時間。


ゆるキャラのエコあま君と3ショット。


施設の説明を真剣に聞き入る1年生たち。


ごみ処理施設を体験する私アップル。

見学の最後には質疑応答の時間までいただき、活発な質問がでていました。
もう少しで1年生も就職活動が始まります。

これまでの経験から何を学び考えてきたのか、これから発揮していきましょう!




2014-11-07

全国環境自治体駅伝愛40走者の講演会が行われました



環境学園の全国環境自治体駅伝第40走者の講演会が、先日開催されました。第39走者の佐賀県小宮先生のタスキを繋いでくださったのは、香川県の大倉先生です。今回の講演は「かがわの里海づくり」。皆さんは里海という言葉を知っていたでしょうか?里山に対して里海。人の手が入ることで、生物の多様性、豊富な水産資源や、美しい景観、おいしい食べ物など、私たちに豊かな恵みを与えてくれる海です。瀬戸内海を里海ととらえ、その環境保全を、海に流れ込む「川」、上流の「山」、流域の「里」、そしてそこで生活者として、あるいは環境保全のにない手としてかかわる「人」を有機的にかつ柔軟につなげながら進めていく取組みについてお話いただきました。行政としての里海づくりの取組みは、都道府県単位では全国で香川県が初めて。大倉先生は、その香川県の里海つくりのリーダーとして、とても熱のこもったご講演でした。学生の皆さんたちからも、面白かった、楽しかった、香川県はスゴイ、スケジュールが合えばボランティアに参加したい、といろいろな感想をもらいました。大倉先生、どうもありがとうございました!

大倉先生は、優しい語り口で熱心に話してくださいました。

講演は大倉先生が投げかける質問とのキャッチボールで進みました。浄化槽管理について答えるTくん

I君は里海づくりのにない手を育てる取組について質問

2014-10-30

尼崎市民まつりに出展しました


 2週間前の10月12日(日)、尼崎市役所周辺で開催された『尼崎市民まつり』に本校学生がブースを出しました。今年で43回を迎えた『尼崎市民まつり』、台風の影響が心配されましたが、雨も降らず、強風も吹かず、大勢の方が来場されました。

 
 本校学生のブースでは『使用済みペットボトルを用いた空気砲づくり』と『選別前のチリメンジャコに含まれる生き物の観察』を行ないましたが、どちらも大人気で、順番を待つ子供たちの行列ができたほどでした。付添いの保護者の方からも質問を頂いたりして、環境の輪を広げる活動ができたと、学生も大喜びでした。

 下は、そのときの写真です。本校学生の充実した表情から、その向かいにある子供たちの笑顔をご想像ください。
 

 
 
 休日返上のボランティアで参加してくれた学生の皆さん、お疲れさま!
 
 
 

 
 
 
 
 

※市への報告の関係上、ブログでのご紹介が遅れたこと、ご了承ください。


 


 

2014-10-17

全国環境自治体駅伝第39走者の講演会が行われました



全国環境自治体駅伝の第39走者の講演が、「佐賀県の環境施策について」と題して環境学園で行われました。39番目のランナーは、佐賀県くらし環境本部の小宮先生。佐賀県総合計画に基づく県の環境施策について、幅広くご紹介いただきました。質疑応答の場面では、例によって盛んに質問が出ましたよ。電気自動車の充電設備についてや、二酸化炭素の削減を促進するための方策、はたまた有明海の水質だの佐賀県の貴重生物だの、と学生の興味のおもむくまま質問も多岐にわたりました。小宮先生も、普通は大学等で講演してもこんなに質問は出ないのだけど、と感心していらっしゃいましたよ。佐賀県の特徴や環境への考え方についてこのような学びの機会を与えていただいた小宮先生、どうもありがとうございました。小宮先生のバトンを次に引き継いて下さるのは、香川県環境森林部の大倉先生です。次回は、115日(水)「かがわの里海づくり」と題してお話していただきます。この次も楽しみですね!


小宮先生は佐賀県の環境施策についてお話してくださいました。

質問者1号の1年生のYくんです。