2011-10-27

卒業生からの手紙

 先日、今年3月に卒業したNさんから手紙が届きました。休日に街を歩いていて、私(水の都)にピッタリの品を見つけたということで、わざわざ送ってくれました。
 キャラクターグッズなので、著作権とかの問題で、写真は残念ながら載せられません。そこで、それを入れていたNさん自作の封筒の写真を載せます。化学屋の私に合わせて、元素記号柄の封筒。なかなか、オシャレです。
 手紙が書かれていたのも、同じく元素記号柄の手作り便箋でした。農業の道を選び、働き始めて約半年。様々な体験をしているようですが、Nさんらしい、力強いメッセージが書かれていましたので、その一部を紹介します。

 自然相手の農業という仕事は、実に奥が深いですね。生物学だけでは太刀打ちできず、土壌の成分分析や水質測定など、環境学園で学んだ化学や物理、計算、法律、防災などの知識が大いに役立っています。
 この半年というもの、専門書や論文、農業新聞をはじめ各分野の新聞、雑誌などを読みふけり、筋肉痛と寝不足に悩まされながらも、研究して、身につけて、考えて、実際におこなってみて、改善に改善をかさね、走りぱなしです。
 ソバや野菜の加工の研究、気象予報士などの試験勉強、将来を見据えての中国語の習得などなど、環境の神様があたえてくださる沢山の試練をくぐりぬけて、別嬪さんになるために、環境の守り手の一人として、頑張っていきます!!!

 農業の分野から環境の守り手になろうと努力しているNさん。力強い卒業生からの手紙に元気を貰った水の都せんせでした。