2012-04-02

デンドロビュームの繁殖実験!

環境学園の教務室ではデンドロビュームというランの一種を育成しています。
そのデンドロビュームを環境委員会の緑化活動で生かしていくため、『デンドロビューム』(山本二郎 著)を参考に、さし芽による繁殖実験にとりくみました。その様子を写真とともにご覧ください。

(1)さし芽の準備
①よく成長した茎を切り出す
②茎は一節ごとに節の中間あたりを切り離し日光に1~2時間あてて切り口を乾燥させる。



































(2)さし床の準備
①平鉢かプラスチックの浅い籠のような容器を用意。
②底に軽石か素焼きの鉢の破片のようなものを2cmくらいの厚さに敷く。
③②の上に水に浸してかるく絞った水苔を固めに詰め込む。

































(3)さし床にさし芽をさす
①先のとがった鉛筆くらいの棒でさし床に穴を開けながら、一本ずつ丁寧に節の部分までさしこむ。

















(4)水やり
①さし終わったら十分に水をやり、暖かい場所におく。


2ヶ月くらいするとそれぞれの節から新芽がふくらみはじめ、6~10ヶ月くらいで5cmくらいの苗に育つはずです。こういった活動に興味がある人!環境委員会の緑化グループに参加しませんか?