2010-08-19

夏の実験室

夏期休暇中の比較的静かな実験室の一角で、
真剣な眼差しで実体顕微鏡を覗き込んでいる男がひとり。


近づくのが憚られるほどの、燃え上がるような真剣さで
インキュベーターを使って培養したミミズを観察しています。

実は彼、来年度から本校への入学を希望している高校3年生。
実験の合間に昆虫が専門の本校講師と、ミミズの生態から見えてくる
「環境」について、熱く語りあっていました。


この熱気。冷房では太刀打ちできないホンモノの情熱です。