2010-06-14

鳥類のラインセンサス実習

6月11日、武庫川中流(JR武田尾駅近く)において、鳥類のラインセンサス実習を行いました。
ラインセンサスとは、定めた調査ルートをゆっくり歩きながら、確認された鳥の種名と個体数を記録するというもの。
とはいっても、鳥は動きがすばやく、じっくりと姿を見せてくれないことがほとんど。そう簡単にはいきません。
一瞬目の前を横切る鳥や、鳴き声しか聞こえない鳥の種名を記録するには訓練が必要です。
本校の野外実習では実践をとおして、学生に野生動物の調査方法を学んでもらい、種を見分ける同定能力を養ってもらいます。
こうした地道な訓練を積むことで、やがて環境保全の一線で活躍するエコドクターが誕生するのです。