2010-11-08

魚の透明骨格標本ができました

先月の実習でつくっていた魚の透明骨格標本が完成しました。

透明骨格標本というのは、薬品で処理をして体を透けさせた標本です。魚の標本といえばホルマリン漬けが一般的で、外部から形を観察するのに適しています。一方、透明骨格標本は体の内部の構造や形を観察するのに適した方法です。

今回の実習では、標本を作る過程で起こる化学反応やしくみを学びながら、標本の作り方を学ぶ実習でした。

なんとも幻想的な標本ができました。学生からも学校見学に来られた方からも「きれい」や「骨の付き方が良くわかった」という感想が聞かれました。

下に骨格透明標本の一部を紹介します。


ブラックバスの稚魚

メダカ

ヤマトスジエビ