2010-11-22

卒業研究、進行中

今、2年生が行っている卒業研究のひとつを紹介します。

なにやら透明のカップを覗き込む3人衆。
食品の品質管理をしているわけではありません。


これは自然系コースの卒業研究で、サカマキガイという貝が、産卵環境をどのように選んでいるのかを調べているところです。

環境学園の近くにたくさんいて、これを野外で観てきたときに、好んで産卵している場所とそうでない場所があることに気づきました。そこからこの卒業研究は始まっています。

より詳しく調べるために、環境をコントロールして実験をしているところです。調べるほどいろんなことに気づくようになり、おもしろいデータが取れつつあります。

写真はデータをとる作業をしながら、先日本校に訪問された沖縄県立辺土名高校の北村先生(奥で熱心にメモを取られている)に説明しているところです。興味を持ってくださる方に話を聞いていただいたおかげで、自分たちの研究が面白い研究であることを再確認できたようでした。

発表会は2011年2月5日(土)です。興味のある方はぜひ聴講ください。一般の方でもOKです。