前にも書きました(9月28日のブログ)が、自然環境保全学科の1年生の授業では、メダカの保全について学んでいます。
メダカは日本で一番小さい淡水魚なんですが、小さい体に似合わずいろんなことを学べる凄い奴です。この授業では、メダカを近くの小学校で採集し、飼育しながら、DNAからわかった最新の研究から、メダカの行動だけでなく生物多様性、遺伝的多様性という言葉を深く理解していきます。
自然系の実習だけあって、メダカの尾ひれからDNAを抽出するので、メダカにとって優しい実験です。尾ひれは完全に再生して、何事もなかったかのように元気に泳いでいます。
環境学園の学生は、高校で生物を習っていなかった人がほとんどなので、はじめはDNAについて、何も知らず、難しいとか嫌だというアレルギーを持った学生も多かったようです。
でも論文を読みながら実験していくので、メダカのこともDNAのこともわかるようになるおいしい授業です。学生たちも実感してきたようです。
環境学園説明会に参加していただければこのメダカを見ることができますのでお楽しみに。