2012-12-27

野生動物調査に従事する卒業生


先日、この3月に卒業して()ラポーザで勤務しているK君の近況を聞く機会がありました。同社は、野生動植物の調査の他、エコツーリズムなども手掛けている会社です。K君は道路建設に伴う環境アセスメントの一環で猛禽類の調査に大忙しのようです(写真)。学生時代、動物大好きっ子だったことが思い出されます。学生時代の動物調査では、図鑑に載っていることをフィールドで発見するのが楽しかった。でも今は、図鑑に載っていないことを発見することが楽しい、とK君。例えばトビの幼鳥の不思議な行動を目撃して、あれこれ仮説をめぐらせたりしているそう。環境調査の他にエコツアーをすることも(写真)。前の晩遅くまで準備をした上で臨んだ中学生30名のエコツアーを終えたとき、「先生の授業とても面白かった」と生徒たちが言ってくれたそうです。その他、地域の方々に里山保全について講演をしたり(写真)、学術団体で猛禽類についての報告をしたり、と大活躍です。こんなに素敵な先輩がいるなんて在校生の皆さんもワクワクするのではないでしょうか。K君は来年のOB交流会に来てくれるとのこと。今1年生の皆さんはその時にいっぱい話を聞けますね。ところで、今日はもう一つワクワクするニュースが。動物生態調査コース2年のT君がK君の後輩として()ラポーザに内定しました!おめでとう!!

ところでK君は、野生動物調査はフィールドに出るのが好き、くらいではつとまらない、本当に動物が好きでなくちゃダメ、と言ってました。「本当に動物が好きになること」を教えてくれた黒尊先生と風切先生に出会わなければ今の僕はいなかった、と。動物好きの在校生の皆さん。本当に動物が好きですか?