2009-10-26

ブレーンストーミング

参加型学習技法の一つであるブレーンストーミングを今日のビジネス・マナーの授業で1年生に体験して頂きました。ブレーンストーミングは集団のもつ創造性に着目したもので、参加者がテーマについて自由にかつ無批判に発言し、創造的な問題解決を目指す技法です。ブレーン(頭脳)で問題にストーム(突撃)すると言う意味です。
 
 今日のテーマは「身近に出来る環境への取り組み」でした。思いもよらない奇抜なアイデアも発表されびっくりでした。

 60秒毎に一つのアイデアを発表し、これが22回継続されました。アイデア出しが終った後、まずグループ毎に結論をまとめていただき、さらにクラスとして結論をまとめていただきました。

 今日のテーマに対するこのクラスのアイデアは次の5つでした。
  
   ① 自家発電を行う。
   ② 環境ボランティアに積極的に参加する。
   ③ 風呂の水の再利用を行う。→打ち水や洗濯の際に利用する。
   ④ 愛情を持って接する。→人・物を大切にする心を持つ。
   ⑤ 恋愛をやめる???→携帯電話やデート先の消費電力が削減出来るからだそうです。

 結論の良し悪しは別です。ブレーンストーミングを行う上での約束事があります。
   1.出されたアイデアを批判しないこと。
   2.質より量を重視すること。
   3.自由な発想を歓迎すること。
   4.他人のアイデアに相乗りし、それを発展させること。    
 
 クラスの大部分の学生諸君は、ブレーンストーミング初経験でした。真剣に自分のアイデア出しをしてくれましたし、グループ・クラスでのアイデアまとめも白熱した議論が飛び交いました。