2008-11-28

卒業研究での一コマ

こんばんは。山翡翠です。
11月最後の週末、寒い一日でしたが、学生さんとともに
尼崎北部にある猪名川自然林に野外調査へ行ってきました。
目的は卒業研究で調べているカイガラムシという生物を
探しにです。
下の左の写真が猪名川自然林、右がカイガラムシの一種の写真です。

カイガラムシ?といっても、見たことも聞いたこともない方も
多いかもしれませんが、一応、昆虫です。右の写真中央部の
白っぽいものがそれです。写真で見ても、虫っぽくないのですが、
これでもセミ、カメムシ、アブラムシ、アメンボなどと同じ仲間になります
[分類上、半翅目(カメムシ目)というグループに所属します]。

カイガラムシは害虫化するものも多いのですが、中には都市化の
指標として使われる種もいます。学生さんらはこの点に注目して、
現在、卒業研究に取り組んでいます。私としても、結果がどうなるか?
今からとても楽しみにしています。

また、下の写真は、調査中に見つけたものです。
枝にバッタが刺さっています。みなさん、これが何だか
お分かりでしょうか?
グロテスクな写真で恐縮ですが、これはモズという鳥の仕業です。
モズは、狩った獲物を木の枝やトゲに刺しておく習性があり、
これを”モズのはやにえ”といいます。ひょっとしたら、聞いたことが
ある方もいるでしょう。
昆虫だけでなく、トカゲやカエル、ときにはネズミなども”はやにえ”に
されてしまうそうです。
なぜ、モズがこんなことをするのか?・・・冬の食料が少ない時期の
餌確保のため・・・とも考えられていますが、まだハッキリとした理由は
分かっていないようです。