2008-09-01

防災の日。

今日は、防災の日です。

9月1日を防災の日にした理由は、大正12年(1923年)の9月1日に起きた
関東大震災が発生した日であるとともに、この時期に多い台風への心構えの
意味も含めて昭和35年(1960年)に制定されたものです。

国民の一人ひとりが台風、高潮、津波、地震などの災害について認識を深め、
これに対処する心構えを準備する日。災害に対して、日頃から注意を怠らず、
災害の発生を未然に防ぎ、あるいは被害を最小限にするために、どうすれば
よいかということを、みんなが各人の家庭で、職場で考え、そのための活動を
する日を作ろうということが目的です。また、昭和57年からは9月1日を含む
一週間を防災週間と定め、防災意識普及のための訓練などを行っています。

ここで、災害用伝言ダイヤル「171」をご紹介します。
災害が発生すると、被災地に住む家族や知人に対する安否確認が多くなり、
電話が通じなくなります。消防や警察などへの重要な電話も繋がりにくくなり
ますので、このような時には災害用伝言ダイヤル171を利用してください。

プッシュ式の電話で171番をダイヤルして、被災地に住む方は自分自身の
電話番号を押した後、メッセージを声で残すことができます。被災地に住む
方の安否を知りたい場合、171番のダイヤル後、被災地に住む方の電話
番号を押せば、そのメッセージを聞くことができます。電話番号が携帯電話
番号も含めて複数ある場合には、どの番号をダイヤルするのか、家族等が
知っておく必要があります。

毎月1日や、防災週間では、体験利用する
ことができますので、ご家族の皆様で利用
方法について覚えておく良い機会です。

また、いざという時に備え避難場所の確認、
非常持ち出し袋を用意しておきましょう。
中身は一人で持ち出せる最低限のものを。
また、一年に一度は必ず点検、古くなって
いれば新しいものと交換しましょう。